1982年4月20日~23日 東京読売ホール「伊豆の踊り子」戌井市郎演出 西条道彦脚本 舟木一夫出演「伊豆の踊り子」舞台初公演記念 伊豆の踊り子の旅こんな企画があった事をみなさんご存知だろうか?頂いた資料の中に、こんなチラシがあり、今考えただけでも、素敵な企画だし、こうした企画があれば、それこそ大変な量の応募があるだろう。読売ホールでの舞台についても、あまり詳しい資料がなく、Googleで検索したら、自分で書いたブログがトップにあり、それ以外はほとんど情報がない。ましてやチラシの「伊豆の踊り子の旅」については、全く情報がなく、このチラシに書かれてこと以外解るものがなかった。講師を招き、更には川端康成夫人がゲストで来られたと言うから、凄い。当然舟木ファンが中心の参加者だろうが、伊豆の踊り子ファンも多いので、すぐに満席になったことは間違いないだろう。以前ブログにも書いたが、伊豆の踊り子はさすらいの大好きな作品で、映画に関しても全ての主演者の作品を見ている。残念ながらこの舞台のことは知らなかったが、知っていれば行ったに違いない。当然舟木さんは主役の学生と思っていたが、舟木さんの役どころの栄吉は、踊り子薫の兄。映画美空ひばり版では片山明彦さん。吉永小百合版では大坂志郎さん。内藤洋子版では江原達怡さん。山口百恵版では中山仁さんが演じている役だ。舞台初公演記念とあるが、実際は新派で1957年に光本幸子さんで演じられており、その後も1969年、同じ新派光本幸子さんで再演されている。初公演記念とあるのは、このキャスティングでという事なのか?そうだとすると再演も考えての事だったのだろうと推測できる。それにしても光本幸子さんが演じていたと知ると、なんとも深い縁を感じてしまうのは、私だけだろうか。当時のことをご存じの方、実際にツアーに参加された方がおられたら、詳細をお知らせ願いたいと思っています。
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伊豆の踊り子の旅チラシ
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