千秋楽前日と千秋楽の順番が変わってしますが、旬の情報と言うことで、千秋楽の話から書く事にしよう。大阪三日目。ハードスケジュールで、この三日間、時間がタイトになっている。前日のOFF会から帰って、鶴橋のホテルに着いたのが11時近く。鶴橋の駅を降りると、腹の虫が鳴くような焼肉のにおい。取りあえずホテルに行き、少し休んで町に出るが、もうこの時間は焼肉屋は閉店していて、仕方なく松屋へ。朝はブログの更新をして、コインランドリーで洗濯など、何しろ忙しい。ホテルのパソコンのマウスが調子悪く、前日から苦労したが、調べたらマウスのコードが断線してる。まったく頭に来る。という事であわててホテルを出たのが、すでに開場が始まっている時間。ホテルでは、「さすらいさんでしょ」とか「いつも見てますよ」と何人もの方たちから声を掛けられる。どこで見られてる分からないから注意注意!(笑)千秋楽の席は2階前列の特別席。椅子も広いし、間隔もあいているから流石特別席で、目の前のガードが気になるが、それでも最高の席。お隣は舟友のTさんと一緒だから、話を弾ませながら開演を待つ。前日のお芝居も笑いっぱなしのものだったから、千秋楽は、ハチャメチャになるだろうと思っていたら、案の定、始まってすぐからお遊びが始まる。舟木さんの登場は、衝立の陰から、前日と同じようにチョキの蟹さんで登場だが、なんとちょび髭姿。どっと笑いが起こる。まぁ~まぁ~お遊びが流れるように行われる。その度に笑いが起こる。残念!楽しみにしていた信兵衛さんの長口上が飛ばされてしまった。見た方は分かるが、この長口上は、このお芝居の一番楽しいところ。立て板に水が如く、舟木さんの早口の口上が、延々と続くのだが、これが抜けた。わざと抜いたわけではなさそうで、お遊びが過ぎて、次の段取りに流れてしまったようだ。桃太郎台詞が聞きたかったのに・・・。関係ないところで、舟木さんがちょくちょく登場。膝をついて犬になって出てくるとは予想もつかなかった。段取りなしのアドリブのお遊びだけに、それを受ける相方さんのリアクションも面白い。舟木さん、よほど髭が気に入ったようで、あちこちに張り替えては、相方さんを笑わせる。それがシツコイから、しまいには貼っても落ちてしまったり。かわや侍の丹羽さんの登場の際には、銭形平次の歌が流れる。もちろん、丹羽さんのお父様である大川橋蔵さんを意識させるもの。なべおさみさんも、いつになく話が長い。「話が長いぞ」と言いながら、登場するはずのない舟木信兵衛さんが通り過ぎたり。桜木健一さんには、芸能生活何年かと聞いて、舟木さんより長いことで、先輩!と・・・同じように葉山葉子さんにも。桜木さんにしても葉山さんにしても、子役からこの世界に入っているから、舟木さんより芸能界では先輩となるわけだ。思いつくまま書いたが、まだまだお遊びはたくさんあったから、思い出したらまた書く事にしよう。今回のお芝居の感想は、また後で・・・シアターコンサートは、前日までとがらりと変わった曲目になる。普段歌わない曲をと言うことで、ステージ中央に付近に譜面台を置いて、ラブコンやふれコンのようなスタイルでの歌唱となった。そうした選曲になることから、休憩の終わるころに、プレゼントの花束や紙袋は、コンサートが始まる前に舟木さんが登場して受け取る。流石にこの日が千秋楽と言うことで、その数の多い事。話を聞くと12月12日の舟木さんのお誕生日の日は、これより多かったそうだ。曲目を舟友さんからお知らせいただいたので、載せておこう。(順不同かも?)友よ遥かなる草原明日に向かって走れよみがえる夜明けさいはての月星の夜北へ帰る大阪の女(ひと)宗右衛門町ブルース大阪しぐれ浪花盃浪花恋しぐれ5つ目の季節にピエロの晩秋最後の恋風好きに吹け大阪ラプソディー久しぶりの出待ち。2727(フナフナ)のナンバープレートは、舟木さんの車。2710から変わって、ちょっと残念なのはさすらいだけ?車から手を振る舟木さん。動いているから撮れないと思ったが、ブレてはいるが、舟木さんのお姿も映っていたのはラッキーだな。さて、今回の2日間で、たくさんの方から、武蔵野舟木組を毎日楽しく見ていただいていると、お声を掛けていただきました。みなさんに満足いただける物を書いている訳ではないので、大変恐縮しているのですが、大変励みには思っています。みなさん本当に有難うございます。正直な事を申し上げると、ゆっくりお話した方や、お名前を知っている方はある程度分かるのですが、お顔だけしか覚えていない場合があり、ご無礼をしていると思いますので、改めて非礼をお詫び申し上げます。また、今回のために、わざわざ名刺を作ってきてくださった方、本当に有難うございました。これからもよろしくお願い申し上げます。これからも舟木さんを一生懸命応援していきましょう。
↧
新歌舞伎座千秋楽
↧