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NHK大河ドラマ「赤穂浪士」は舟木さんにとっても忘れられない出演だっただろう。
長谷川一夫さんとの出会い、林与一さんとの出会い、芸能生活55周年を迎えた舟木さんにとって、永くこの世界で活躍しているのは、そうした多くの人たちとの交流や支えがあったからではないかと思います。
55周年を迎えた今年、満を持して忠臣蔵の大石内蔵助を演じられる事になりました。
いつかはこの役を演じるだろうと思っていたさすらいは、何とも嬉しくてなりません。ついついいろいろと書きたくなってしまうのです。
舟木さんがNHKで演じられたのは、元服したばかりの10代の矢頭右衛門七でした。
右衛門七より若い大石主税を演じたのが中村嘉葎雄さんです。
大石内蔵助が長谷川一夫さん、林与一さんは堀田隼人で、蜘蛛の陣十郎役の宇野重吉さんの二人は実在はしない人物でしたが、大きな話題になりました。
舟木さんは、後に吉良側の人物で剣豪の清水一学も演じておられます。
今回の新橋演舞場で共演される里見浩太朗さんは、昭和34年に初めて忠臣蔵で演じられたのが将軍徳川綱吉役で、その後、吉良上野介の実子上杉綱憲役、萱野三平役、大石内蔵助役、立花左近役など数々の「赤穂浪士」「忠臣蔵」作品に出られています。
これほど心強い共演者がおられるのですから、12月は期待十分ですね。
さて写真のポスターですが、これは明日7月7日にNHK-BSで放送される赤穂浪士です。勿論ご存じと思いますが、「忠臣蔵」も「赤穂浪士」も同じものです。
数々の作品が今まで作られてきましたが、基軸となるあらすじは同じですが、それぞれのエピソードが盛り込まれてくるので、多少の違いは生まれてきます。
今までじっくりご覧になった事のない方は、是非明日放送の作品を見ておいてください。エピソードをいろいろ知っておくと、演舞場での観劇がより楽しいものになると思います。
この放送では、大石内蔵助を片岡千恵蔵さん。
吉良上野介を月形龍之介さん。
市川歌右衛門さんは吉良方である上杉家の家老千坂兵部。
浅野内匠頭が大川橋蔵さん。
脇坂淡路守が中村錦之介さん。
大石主税は松方弘樹さん。
堀部安兵衛は東千代之介さん。
堀田隼人が大友柳太郎さん。
上杉綱憲が里見浩太朗さん。
清水一学が近衛十四郎さん。
大石主税が松方弘樹さんで親子共演です。
立花左近が大河内伝次郎さん。