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12月15日新橋演舞場「舟木一夫特別公演 華の天保六歌撰 どうせ散るなら」の二回目の観劇です。泊明け仕事場から直行。たどり着いたのが開演10分前で、慌てながら3階席へ。2回の中央も空いているのだが、今回は眠い事もあり、荷物も多いのでゆとりのある3階席の端席へ。ある意味定位置。(笑)花道はばっちり見えるのは良いが、舞台の右半分は身を乗り出しても全部は見れない。3000円の席だから仕方がないし、それは想定内の事。さて二度目の舞台。一階席で見た時よりもお芝居の流れや、舞台の細かな動きが良く見て取れる。やはり一度目よりも二度目になるとお話がはっきり分かるから「お芝居を見た」と言う感覚が増したようだ。舟木さんも72歳を迎えてもいたってお元気。いつもと変わらぬきりりとした演技が気持ち良い。笹野さんの河内山宗俊はひょうきんな演技で、場内を和ませてくれる。石翁役の里見浩太朗さんは出番は多いとは言えないが、流石の風格で舟木さんと対峙する。時代劇の大物スターだけに存在感が凄い。先日は最後の殺陣の大立ち回りには?を付けていたが、今回は舞台全体のからみの人たちの動きも良く判るので、その迫力が前よりまして伝わってくる。これは一階席でだけ見ていたのでは感じられない事だろう。やはり新橋演舞場の舞台の広さや花道の使い勝手で、見せられるものなのだろう。最後は舞台がせきあがり前進してくるのを見て、身震いしてしまった。そして照明の効果の素晴らしさも感じたものだ。スポット照明のズームアップとズームバックに色彩により変化。これは見事な演出効果である。平日の昼間、丁度折り返しという事もあり、かなりの空席が目立つ。終演後のトークショーもある事から、それをお目当てのご常連さんも多かったから、そうしたいエベントがなかったら、と思うと少々さびしい気がする。久しぶりに何人もの舟友さんともお会い出来た。ブログを休んでいたこともあり、お会いするのが気恥ずかしい気がする。写真は当日の朝に舟友さんがとられた写真で、笑顔の舟木さん。入り待ちでの笑顔は珍しいと評判になっているが、さっするところ、道行く一般の方々へのご配慮からだろう。舟木さんらしい光景だと思う。