舟木一夫(ランキングクリックをお願いします)
新歌舞伎座「舟木一夫特別公演」新作 花の風来坊パートⅡ ~続・おとぼけ侍奮闘記~いよいよ初日を迎えました。体調はいまいちながら、何とか大阪入り。席は三列目の端ということで、今までになく近くで見ることができ、花道での演技も間近で見ることができます。今回の作品は、前回の公演の続編ということで、随所に前回からの引き続きの場面が見られ、客席からは大きな笑いが起きます。あらすじや内容の詳細は、これから見られる方も多いので、控えることにしますが、幾つかのエピソードだけをかいつまんでお知らせしましょう。こうした表現が適切かどうかは判りませんが、大阪ならではのお笑いのつぼが用意されていて、小さな事でも客席から笑いが起きます。何でこんなことで笑うのかと思ってしまうのは、やはり土地柄なんだろうとも思います。いやいや、これが決して悪いというのではなく、一気に舞台上と客席が一体となって和んでいくのです。舟木さん演じる松平家の若様は、長谷川かずきさん演ずる奥様が妊娠。林与一さん演ずる初代ねずみ小僧は、葉山葉子さん演ずる奥様が妊娠。真木一之さん演ずる二代目ねずみ小僧のおかみさん長谷川稀世さんも妊娠と、皆さん大きなおなかを抱えて出てきます。そして大騒ぎの中同時に三人が産気づき出産します。全員男の子で、稀世さんが生んだのは双子。そしてそして、かずきさんが生んだ男の子に名前が成幸。これには会場から大笑い。更に葉子さんが生んだ男の子の名前が与一。これには大笑いの皆さん。文童さんの切腹の下りも、またまた登場。文童さんのコミカルな演技が、またまた山盛りの演出になっています。そして屑屋の二人の「ひまやなぁ~」も。あれもこれも書いてしまうと、これから行かれる人に申し訳ないので、この辺でやめますが、盛りだくさんの見せ場がある事だけは請け合いです。肩の凝らない喜劇仕立ての内容は、舟木さんも大満足なことでしょう。続編ということもあり、皆さんの息もぴったり。楽しめること請け合いです。さて、今日もたくさんの方から声を掛けていただき、体調も心配していただきました。正直、あまり調子が良いわけではなく、今までの公演観劇とは、少々違ってテンションがあがりませんでした。それでも皆さんに元気な顔を見せられたことは良かったと思っています。ご心配くださいました皆様、本当にありがとうございました。それにしても皆さん、良く私をご存知なんですね。(笑)いつもなら、どこかに出かけるか、皆さんと舟木さんトークで話が弾むのですが、早めに戻ってホテルにチェックイン。2時間ほどベッドで休みました。少々良くなったので、これから食事。お酒は控えたいところですが、以前来たときに見つけたお気に入りの店に行きます。そして明日はゆっくりと起きて、昼の部はパスして夜の部を観劇して東京に帰ります。