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Channel: 武蔵野舟木組2019 舟木一夫と共に
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笑顔を独り占め

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今年最後となった新橋演舞場のシアターコンサート。
この日は、今年一年の中でも、忘れられない日になった。
 
新歌舞伎座、舟友さんの代理で、大きな大きな花束を渡す栄誉を受けた。
それこそ舞台のプレゼントで、こんな大きな花束は見た事がない。休憩の間に並ぶが、さすらいの身体の大きさと、その花束の大きさに、注目を浴びているのは、待っているあいだ中、背中に感じていて、恥ずかしさで後ろを向けない。当日いらした方は、よくお分かりではないだろうか。(笑)
 
滅多にプレゼントを渡す事がないから、タイミングが上手く分からない。
大きな花束だけに、他の方のプレゼントを受け取ったあとでは、とても持てない重さだし大きさだから、列に並んでいる間も、あれこれいらぬ心配をする。
まずは、前の方で一旦途切れて欲しい。右手で受け取るから、さて左で抱えた方が良いか?右で抱えて渡した方が良いか?
残念ながら、すべてが思惑どうりには行かなかった。
案の定、受け渡すのに苦労するし、舟木さんも受け取るのに苦労する。あの重い花束を片手で取られたのだから凄い!この大きなさすらいでも、片手で持つのはかなり辛いのだから、舟木さんの握力にはびっくりする。
そんな事で、結局念願の握手は出来ずじまい。
 
リベンジを考えたのは東京に戻って新橋演舞場。
花束の失敗を教訓に、軽くて小さな紙袋にした。スタッフの方が喜んで食べられるだろうとゴディバのチョコ。
そんな高いものは買えないから、私には相応のもので小さい。
初めて中には、手紙と名刺、それにスティーブ君の最近の写真を入れる。
写真も近場でプリントアウトするつもりが、そうした店がなく、恥ずかしながらコンビニで普通紙にプリントアウト。ちょっと恥ずかしいし失礼をしてしまう。
手紙の中に、スティーブ君の写真を同封すると書いたから、どうしても入れない訳にはいかず、ちゃんとしたプリントで渡せなかったのが残念だ。
 
新橋演舞場の昼の部。
一旦並んだが、曲が変わり列が解かれて後ろの扉前で待機。
そしてやっとその時が来た。
残念。またもや前の方たちが多くて、舟木さんの右手は持っている物で一杯。
握手をしてからプレゼントを渡す。これが通常らしいが、右手はいっぱいで握手が出来ない。それでも必死に舟木さんと握手をしようとする。やはりダメ。
すると、
舟木さんはもう一歩踏み出して、更に腰をかがめて、笑顔で紙袋を受け取ってくださった。その笑顔たるや、もう大感激。私のために笑ってくれたのだもの。
手渡そうとしてから手渡すまでの時間は、他の方よりかなり長かったはず。
こんな有難いことが起こるとは思っていなかった。
「おいおい、分かってるよ。握手が出来なくてゴメンな。君の気持ちは十分わかったよ。いつもありがとう」
そんな言葉を含んだ笑顔に思えた。
 
コンサートを終えて、みなさんから、「舟木さんになんて声を掛けたの?」と聞かれたが、声を掛けたわけではない。
「今まで、プレゼントの時に、あんな笑顔は見たことないわよ」
そんな言葉も掛けてもらった。下手のお客様は、この様子がよく見えたようで、
舟木さんの笑顔には、皆さん喜んでいただいたようだ。
 
笑顔を独り占めにしたコンサート。
今年の締めくくりに、素晴らしい事が起こったと満足している。
舟木さんありがとうございます。
 
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