中日劇場　お疲れ様！

10月28日から行われていた中日劇場の公演も、無事昨日千穐楽を迎えて終了。14日に名古屋に向かうまでの間、じっと我慢のさすらいでした。

見ないまま公演を終えてしまうのは、何とも歯がゆくて、仕事に着いたばかりですが休みを戴いての名古屋入り。やっと行かれた方々と話が出来る状態になりました。（笑）

 

一場の見せ場は、舟木さんの早口な口上の長台詞。

『ポポンポン！・・・・・・退治てくれよう桃太郎』

伊賀之亮の網代問答も長台詞だったが、なんのなんのここでも長台詞。いろいろな名台詞を織り交ぜたものだが、これが実に楽しそうに語られる。

舟木さんの好きな時代劇の中でも、「舟木流時代娯楽喜劇」とでも呼んだら良いのか、この線の舟木さんは実にお芝居を楽しんでいるように見える。

 

花の生涯、八百万石に挑む男、鶴八鶴次郎と言ったような作品は、重たく労力を必要とする舞台だが、今回の作品や浮浪雲と言った作品は、お疲れもなく気楽演じておられる。

 

葉山葉子さんが出られていると、何故か落ち着きますね。

大門さんとのやり取りなどは、ほのぼのしてしまいます。大門さんも芸達者ですね。昨年も思いましたが、あの糸を使っての繕うシーンなどは、昔のおばあちゃんを見ているようです。お決まりのシーンでありながら、ニコニコして見てしまいます。

 

林啓二さんに興味津々のさすらいです。そうです、好きです。（笑）

お芝居もさることながら、舞踊で出て来られるのが楽しみでなりません。ただ、今回の踊りは、正直あまり好きになれませんでした。なぜだか判りませんが・・

機会があれば、林啓二さんの踊りの舞台を見に行きたいと思いました。

 

こよりちゃんは、元祖「ダメよ～ダメダメ！」吉野悦世さん

チロママさんが一生懸命応援している方です。

 

「それにしても、暇やなぁ～」の駕籠かきのお二人。素敵です。（笑）

 

稀世さんは威風堂々と言う感じです。お父様によく似て来られました。

 

桜木君も若いですね。

 

丹羽君の、のけ反り方が好きです。二枚目なのに、舟木さんからいじられて、銭形平次の主題歌勉強しましょうね。（笑）

 

かずきちゃん可愛い。新橋演舞場と何か役柄がダブりました。