「みんなniプレゼント」のポストカード8枚
青葉城恋唄今日限りのワルツ貝殻の歌水色の人涙の敗戦投手はやぶさの歌田舎の教会王将誰よりも君を愛す再会サボテンの花なごり雪心もよう宝福寺にて五月のバラ千穐楽の夜の部、最後の余韻が残る中、コンサートが始まります。昼の部の和物と違い、青葉城恋唄の大きなさわやかな歌声でスタート。水色の人は、高校三年生のカップリング曲でありながら、52年の歳月を経ても色あせず、いやそれ以上に、今の舟木さんの音色にピタリとはまっているのには驚きすら感じます。A面の高校三年生が、余りにもヒットした事で、その陰に隠れてしまったのが残念でありますが、これからもお歌いになる機会が増える事を望んでいます。今回のコンサートは、スタッフの皆さんからのアンケートによるリクエストで構成されています。どなたが選んだかなど、トークに盛り込みながら楽しく進んでいく雰囲気は、舞台と客席とに一体感を持たせ、和やかな気分です。「先ほど頭取とお話しして、今日は時間を気にせず進めていきます」今回の新橋演舞場の成功、舟木さんご自身大満足の公演だった事もあり、一か月のお疲れを感じながらも、その余韻を舟木さんご自身が楽しまれているのが客席でも良く判りました。千穐楽の昼と夜、そしてサンクスコンサートと、約60曲は全てそれまでの曲とは替えているので、リハーサルも大変、特に演奏される方たちは譜面を見ながらの新曲ですから、「演奏者の方が大変なんだよ」と。リハーサルの時間も少なく、1コーラスだけでのリハーサルですから、それはそれは大変だったでしょう。流石プロの演奏家だとつくづく感じます。「こんなリクエスト誰がするんだい」の苦笑しながら始まったのが涙の敗戦投手。場内からは大きな拍手と笑顔がこぼれます。客席からは手拍子が流れますが、正直、手拍子は残念でした。折角滅多にお歌いにならない曲ですから、静かな中でしっかり聴きたかったと思うのです。皆さんには申し訳ないのですが、はっきり言って手拍子は邪魔だと思った次第です。まぁ高校三年生についても、手拍子なしで聴きたいと思っているさすらいですが、高校三年生やスタンディングでの手拍子は、仕方ないにしろ、静かに聴きたいと思う人たちも居られる事を知って欲しいものです。はやぶさの歌も感激でした。北国の街の挿入歌でしたね。短い曲ですが、軽快でとても好きな曲です。この曲も滅多に聴きませんから、嬉しく聴く事が出来ました。田舎の教会でスタンディング。お芝居のキャストの皆さんが登場して、手拭撒きが始まります。慣れていない尾上松也さんや田村亮さんたちは、近くに放り投げますが、慣れた若手の人たちは、手拭をきっちり丸めて、かなり遠くまで投げていました。普段は取れない一階席の右側の奥や、二階にも届いていたのでしょう。舟友さんは、松也さんが投げた手拭を見事ゲット。大喜びでした。「誰だ、こんなリクエストをするのは」と再びおっしゃって王将。独特な村田英雄節を、舟木さんがどう歌われるのか?舟木さんの歌の上手さは良く判っていますが、いろいろな曲を、どう捌いて歌って行かれるかは楽しみなものです。舟木版「王将」聴き応えがあります。多くの昭和の名曲を歌われる舟木さんですが、ジャンルを問わず、どんな曲で歌われ、それも見事に舟木節にまとめてしまう。改めて舟木さんは歌が好きなんだなぁ~と感じてしまいます。誰よりも君を愛す、再会は松尾和子さんが歌われましたね。ムード歌謡の走りともいえる曲です。この2曲は色艶を感じる曲で、かなり年上の松尾さんでしたが、まだ小学生のさすらいですが、大人の色香を感じたものでした。舟木さんが歌われると、その色香がさわやかな色香にかわり、また違った大人の色気を感じました。アンドレ・カンドレと言う名をご存知ですか?陽水さんの最初の芸名です。今でも大活躍井上陽水さんにはまった時代があります。傘がない、氷の世界東へ西へ、夢の中へ心もようでの曲で、表舞台に出てきたような気がします。陽水さんの曲を舟木さんが歌われるとは、思っても見ませんでしたが、確かに昭和の名曲と言ってよいでしょう。舟木さん歌詞の捉え方が凄いと思いながら聴いていました。アンコールは5月のバラ。この大きな曲を朗々と歌い上げる舟木さんに感動です。さすらいの主観で、勝手に書かせて頂きましたが、行かれた皆様の感じ方もまた違っ事でしょう。人それぞれ感じ方が違って当然の事ですから、気に入らない部分があってもお許しください。さて今回は不思議な事を感じました。1か月公演で、舟木さんの声は、とてもお疲れになっていると感じました。中音部の声も、かすれていた様にも感じます。ただ、お疲れの声でも高音部はしっかり出ておられるし、力強さも感じます。疲れた声でも、しっかり低音部も高音部も出るものだと感じたのです。それがやはりプロの実力、舟木さんの本当に実力なのだと、改めて感じました。花束を受け取られる時も、飴玉を口に入れて登場されます。これは毎度の事で、のどの事を考えての事だと理解します。我々ファンの気づかないところで、いろいろとご苦労されている一端を見た気がします。今年は10月末から中日劇場があり、直ぐに稽古に入られるのでしょう。「10日間くらい声が出ない」と最終日におっしゃっていましたが、しっかりお休みいただいて、また私たちを楽しませて頂きたいですね。*逢えるじゃないかまた明日 ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/sasuraino777*エキテン(さすらいのカチンコマン) http://www.ekiten.jp/user_370803/top.html*フェイスブック 武蔵野舟木組 https://www.facebook.com/yasunori.sato