地下鉄東銀座駅ホームの看板
夜の部のコンサートのオープニングは「初恋」昼の部のアンコール曲がスタートで使われるのには驚いたが、和服姿の舟木さんが醸し出す雰囲気は、昼の部のそれとは違う。なんとも不思議です。「絶唱」「あゝ荒城の月かなし」「恋人形」ドーンんと中央に置かれてもいい初恋や絶唱が最初に歌われる構成は、いっぺんに客席の心を掴んでしまいます。新曲「眠らない青春」のカップリング曲恋人形を、舟木さんのおっしゃる通り舞台に載せられる曲として、こうして使われるのだと思うと、流石舟木さんの考え通り事は運んでいると実感します。日本の名曲たちと題して、選ばれた曲は「宵待草」と「ゴンドラの歌」どちらも何度か聴いている曲で、舟木さんが特別に好きな曲なんだろうと感じます。この日が曲の切り替え日で、前日までは「波浮の港」と「船頭小唄」後半の日程では「この世の花」と「涙の渡り鳥」と変わっていきます。そして「銭形平次」でスタンディング。花道は全く見えない場所なので、客席を見ていると、皆さんの笑顔が飛び込んでくる。手拭投げやボール打ちは、舟木さんのコンサートには欠かせないものだが、このスタンディングで一体感を持てるのは、いつもの事ながら嬉しい。1階席は殆んどの方が立たれているが、やはり三階席ともなると立たれていない方も多く少し寂しかったりする。お面を付けて登場するのは林啓二さん長谷川かずきさん川上彌生さん真木一之さん。軽妙な踊りで華やかさが益します。途中から登場は長谷川稀世さん。「東雲節」(しののめぶし)は、名古屋旭新地の東雲楼の娼妓のストライキから生まれたともいわれ「ストライキ節」とも呼ばれるものです。なにをくよくよ 川端柳
焦がるる なんとしょ
川の流れを 見て暮らす
東雲の ストライキ
さりとはつらいね てなこと
おっしゃいましたかね我々の年代なら、どこかで聴いた事があるでしょうね。和物の夜の部は、こうして華やかな踊りが間に入るのが良いですし好きです。昼の部と比べると得した気分になります。(笑)舟木さんは着替えられて洋装で登場。コバルトグリーンに見えるのだが、遠くで見もいているのと光の当たり具合で、良く判らない。舟木さん曰く「アマガエル色」との事。なるほど。(笑)閑話休題。昨日は行きつけの焼き鳥屋さん。ジュリーこと沢田研二さんも来るお店で、春の舞台の時に差し入れで、焼き鳥屋さんのロゴが入った特製のTシャツを、スタッフの方の分も含めて20着ほど色とりどりに持って行ったそうだ。背中に大きなロゴの入った私もお気に入りのTシャツなのだが、ジュリーはその中からグリーンを選んだそうだ。ジュリーファン曰く「ジュリーはグリーンが似合うし好き」との事。さて話を戻そう。「北国の街」明るくポップな曲で雰囲気ががらりと変わりました。待ちかねたようにプレゼントタイム。大きな花束や紙袋を握手をしながら受け取られる舟木さんだが、いつものように歌の乱れはないのは流石!舟友のたかひと君の姿も見れました。「高校三年生」場内の皆さんの大きな手拍子。三階席から見る手拍子姿は、見事と言うほかなく見とれてしまう。手拍子なしの高校三年生を聴きたいと思っているさすらいだが、この光景を見ていると、それは間違いだったかも、とも思ってしまう。でも手拍子なしで一度聴いてみたいのも事実で、申し訳ないがさすらいは手拍子をしない。手拍子で1階席は波打っている。これは三階席でしか見れない光景だろう
*ちょっと退席します。
続きは後で