8/11 プロダクションノートが更新されています。
鹿児島3日目です。体調の悪い中鹿児島に向かい、それでも13日の夕刻には、不安感も少なくなり、舟友のziiziiさんや先に鹿児島入りしている西尾三枝子姉さんはじめ劇団員の皆さんに歓迎会を開いて頂き、楽しい夜を過ごしました。残念なことに、鹿児島に来て焼酎が吞めませんでしたが、「何を食べたい?」ziiziiさんのお言葉に甘えて、鶏刺しを希望、新鮮な鶏をいただきました。九州特有の甘いお醤油は久しぶりで、懐かしくとても美味しかったですね。軍歌から始ったカラオケも、最後の締めにさすらいの石原裕次郎さんの「北の旅人」を歌わせていただき、お開きとなりました。ziiziiさんそして、奥様のあっこさんには大変お世話になりました。2日目の昨日は、やはり朝になり調子を落としてしまい、鹿児島市内へ向かって「白熊アイス」を食べる予定でしたが断念し、劇団の皆さんの場当たりを見学。凄い迫力に圧倒され、その後鹿屋航空資料館へ向かいます。終戦記念日を前に、沢山の神風特別攻撃隊の遺品や写真を見て、感慨も新たになります。今日の公演も大成功すること間違いありませんし、会場は涙涙になるでしょう。調子を落とした中、2つ嬉しいことがありました。大阪の舟友、大阪のおばちゃんから元気な声を聞いて元気になりました。ありがとう。それと夜、思いもよらぬ電話で、就職の話が来ました。半年以上前に登録していた会社から、希望に合った職場の求職があったそうで、是非との話です。家からは歩いても行ける距離にある職場で、決まればこれ以上の場所はありません。ただ決定ではないので喜んでばかりはいられませんがね。困ったのが、舟木さんの公演中の就職になるので、思い通りに新橋演舞場には行かれません。まぁ就職が先ですから、見れなくても我慢が必要でしょう。さて今日は公演の本番です。「蒼空」~空どこまでも蒼く~脚本は、西尾さんを通じて知り合ったやっちゃん。もう6、7年前からの知り合いです。彼は最前線で活躍する現役のトップガン。有事ともなれば、一番先に飛んでいく凄い人です。演出は、初演から精力的にこのお芝居を作っている藤田さん。藤田さん主宰の劇団が総力あげて作り上げているお芝居です。鹿児島県、神風特攻隊と言うと、知覧を思い浮かべる方も多いと思いますが、ここ大隅半島の鹿屋基地からも、沢山の神風特別攻撃隊が出撃していきました。「蒼空」は、鹿屋基地でのお話です。藤田さんはじめ、出演者の方々スタッフの皆さん達が望んでいた、その現地での公演が、いよいよ実現します。この実現には、武蔵野舟木組の存在が深く関わっています。舟木ファンの鹿屋市在住のziiziiさんが、当ブログの存在を知り、さすらいとの関係が生まれます。そこで鹿児島出身の女優で、私の10年来の友人である西尾三枝子さんを紹介。何度となく赤坂の西尾さんのお店に一緒に行くようになります。そこで西尾さんから「蒼空」の舞台の話が出て、ziiziiさんが鹿屋での公演に奔走してくださったという次第です。今回は私は何も関係している訳ではないのですが、縁を結んだとということでご招待いただきました。考えてみれば、舟木一夫と言う方の存在がなければ、この様にいろいろ結ぶつく事はなく、この「蒼空」公演が鹿屋で行われる事もなかったでしょう。舟木さんがもたらしてくれた幸運を、感謝しなければなりません。こうした事実を皆さんにも知っていただき、また鹿児島以外での公演がある際には、是非一度ご覧いただければと思っています。