友人のスギさんから、武蔵野舟木組の千社札が届いた。大好きな勘亭流の文字で作ってくれたのがありがたい。千社札は、もう20数年前に1万枚作って、常に持ち歩いて、全国各地の神社仏閣に貼って来たから、今ではそれも数十枚しか残っていない。覚えている所をあげてみると、福岡の太宰府天満宮。長崎の歩道橋の上の案内板。伊豆修善寺の小さな神社。京都でもいろいろ貼ったが、ここうはもう多すぎて覚えていない。ノートに貼ったり、はがきに貼って出したり、勿論東京でも沢山貼ったが、あまり覚えていないが、そう言えば神田明神では、スギさんが貼るところを見てたなぁ~。(笑)東京・神田明神雑司ヶ谷・鬼子母神神田・湯島聖堂京都・青蓮院ちょっと写真を探してみた。もっと貼ったところを写真に撮っていたつもりだが、これしか見付けられなかった。もう古びて取れてしまっただろうな。千社札に興味を持ったのは、映画の仕事をしている頃で、身体をこわした事もあり、美術助手にかわった頃、毎日小道具で使う千社札や暦などを描いていた。古い書物から江戸時代に実際に会った千社札を模写して描くのだが、絵心の無い私は上手く描けなかったものだ。それでも自分の書いた千社札や暦が、映像に映った時は、とても嬉しかった。そんな事もあり、千社札は大好きになり、寺社仏閣を見て歩くときは、千社札が貼られた建物を眺めるのも好きだった。今では千社札を持ち歩くのではなく、ストラップを作って持って歩いている。流石に、スギさんの作ってくれた千社札は、神社仏閣には貼れない。(笑)また地味な千社札も発注せねばならないかな?
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武蔵野舟木組千社札
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