1975年日劇での新春特別公演です。第一景から第十景まで、日劇ダンシングチームも参加しての公演は、さぞ素晴らしいものだったのではないでしょうか。日劇と呼びますが、日本劇場が正式名称で、東京の大舞台の象徴のような劇場でした。新幹線で、京都から毎年帰って来るとき、あの丸い建物を見て、東京に帰って来たと実感したものです。その日劇も無くなり、その後は行った西武マリオンもすでに撤退、有楽町銀座と言ったところも、昔の姿が消えています。先月で終了した三原橋のカレーショップ三原の閉店と共に、銀座シネパトスのあった地下街も、シャッターが下り、もう覗く事すら出来ません。75年と言えば39年前になります。パンフレットに載っているのは、舟木さん自ら書かれたモノでしょう。当時の揺れ動く気持ちが伝わって来るようです。さすらい自身の39年前を振り返ると、先の事は何も考えない、ノホホンとした生活を送っていました。丁度オイルショックの頃ですね。オイルショックの時は、訳も判らず、毎日毎日洗剤やトイレットペーパーを売っていいました。そんな事があった事すら、今は忘れています。
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今日の舟木くんVol.219
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