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昨日の記事で、昭和38年版の記事は終了して、本日より昭和39年版に突入します。
当時の元旦の番組は、今と比べてかなり違う事が判ります。
1月2日は新聞の休刊日なので、2日分の番組表が元旦の新聞に載っています。
近年のお正月番組というと、殆どがお笑い芸人さんを主体としたものです。まだこの年代は、テレビの普及率は、今の100％に近い普及と違い、家庭でテレビがあるとしても、個人それぞれに持っているという事はありません。当然あっても一家に一台で、チャンネル争いなどという言葉もある時代です。
我が家を見ても、それぞれが違うテレビに向かい、好きな番組を思う存分見ています。カミサン韓流専門。嫌になる程見ていて、正直日韓の問題を抱えている今、さすらいは韓国語を聞くのも嫌なのですが･･･(笑)
まぁ人の事は言えません、自分でも時代劇やドラマ、映画、スポーツと存分に見ているわけですから。
当時の我が家では、朝から母がNHK教育の能の番組を必ず見ていました。正月に限らず日曜日のNHK教育では、良く能や謡の番組があり、この時間は母の独占でした。
39年は東京オリンピックがあった事から、9月ごろに日本武道館が出来上がります。
この年か翌年からかは記憶にありませんが、12月31日には日本武道館で、越年稽古（年越しで剣道と柔道の稽古を行った）が行われ、父と私は31日の夜には武道館に向かったものでした。
正月は、父は羽織袴に着替え、いつもの食卓ではなく、座敷で新年の挨拶をし,お屠蘇を飲んでお雑煮を食べ、お年玉を貰って終了。母も正月だけは着物を着ていたと思います。年の離れた妹は2歳か3歳で、結構にぎやかな正月でした。