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ラジオテレビ欄いわゆるラテ欄には一気に舟木さんの名前が踊っている。
デビューして半年の新人が、新聞の1面の中に、これだけ名前が書かれているのは珍しい事だし、前代未聞の事ではないだろうか。
確かに記憶の中にも、ラジオで舟木さんの曲が、ダイヤルを廻していると、続けざまにかかっていた事もあった。曲だけを考えると、この欄に載っていなくても、どこかで流れていた可能性も大きい。
6月に高校三年生、8月に修学旅行、10月に学園広場、11月に仲間たちと、立て続けに出したレコードは、どれも高校三年生で若者の心を虜にしているから、一連の学園ソングは、ある意味同列で流れていた気がするし、社会現象の一つにもなっていただろう。
番組表を見ていて、この日さすらいが何処にいたかが確証がもてる事がある。
日本テレビの4時30分を見ていただきたい。
「全日本剣道選手権大会中継(都体育館)」
この日さすらいは、千駄ヶ谷にある東京都体育館で、剣道選手権を見ていたのだ。
優勝したのは兵庫県警の矢野太郎七段で、前年優勝した上段の戸田忠男五段がカッコ良く、応援したが敗退してしまった。戸田先生は、翌年又チャンピオンになった。
毎年全日本選手権を見に行っていた事も忘れていたが、この番組表で思い出した。
こうした古い新聞や記事を見ていると、何かしら当時の事を思い出すものだ。
その昔は、畳替えなどの時に畳の下に敷かれた新聞紙や、押入れに敷かれ古い新聞紙が出てくると、思わず見入ってしまったものだった。