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今朝の東京の雪予報は当たったが、武蔵野の積雪はゼロ。しかしながら気温は零下となり、車のフロントガラスは、細かい雪が固まってコチコチ。
暮れに買って一度しか使わなかった解氷スプレーが活躍した。朝一でウメを動物病院に連れて行き、帰って直ぐに今度は予約していた内視鏡検査へ。
医者が親子三代なら、こちらの患者側も親子三代の付き合いの医院。70年以上お付き合いしている関係にある。何もかも判っているから、なんでも相談出来るのが良い。
年初めに武蔵野市の定期健診があり、その時に胃の内視鏡検査をするよう勧められた。そして今日胃カメラを入れる。胃カメラは生涯二回目。30年ほど前に、カメラクルーと富山、石川、福井の取材撮影ロケの際に、突然の胃痛。小松から飛行機で帰る直前に入院。その際に飲んだ胃カメラは、今のように細く無く、1センチ角ほどの四角のカメラを飲み込んだ。アニサキスだった。
いつもは居ない女医さんは、女先生の娘さんで、ガン研の内視鏡検査の専門医。小さな医院だが先生は確かな人。右の鼻から入れるが痛くて左に変更。苦しみながらズンズン内視鏡が入る。自然と涙が出てくる。(笑)
空気を入れて膨らましたり、水を入れたり。反対向きだから映像は見れない。
今年に入って逆流性食道炎と思われる事が数回あり夜中に飛び起きる。胃酸が喉から鼻から戻ってきて苦しい事苦しい事。更には胃の不快感や胃痛がひどく、投薬で凌いできた。「もしかしたら組織をとります｣といわれ、組織をとればガン検査か。
ありがたい事に組織はとらず、今晩酒を呑んでもかまわない事になった。(笑)
結果、食道にヘルニアを確認。4段階のB評価。胃腸と十二指腸に炎症ありで、投薬で完治を待つ事になった。定期健診の結果は、引き続き既往病は経過観察で、新たに尿タンパクの異常があるため、専門医に行くように言われた。まずは一安心。
内視鏡検査の前に、他の患者さんの話が聞こえて来て、私の後に来院した患者さんがステージ４のガンだったと話をしていて、本人の希望で有明のガン研に行くという。
あれこれ聞こえてくる話を、自分の検査の前に聞かされると、かなり落ち込むものだ。
年寄りだから、何かしら病を抱えるのは仕方が無い。上手く付き合うだけだね。