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Channel: 武蔵野舟木組2019 舟木一夫と共に
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昭和38年10月25日 広告

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2001年 新橋演舞場「沓掛時次郎」

父親の栄吉さんは、この時期から「股旅物を歌わせたい」と語っている。
先にデビューした御三家の一人橋幸夫さんのデビュー曲は「潮来笠」股旅物の代表的な歌の一つ。その後も「おけさ歌えば」「沓掛時次郎」「すっ飛び仁義」「花の兄弟」など、一連の股旅物で不動の若手ナンバー1歌手になった。
舟木さんのデビューから、いつでも比較されるのが橋さんで、昔ながらの興行師で、小屋も張っていた栄吉さんは、橋さんにも負けない股旅物を舟木さんに歌わせたかったのだろう。
舟木さんに求められる路線は、それまでの学園ソング。学生服が中々脱げない舟木さんの歌は、この後も続く。10月には橋さんの所属するビクターから三田明さんがデビュー。「美しい十代」は、学園ソングの流れに乗った。翌年には西郷輝彦さんが「君だけを」でデビュー。そして安達明さんの「女学生」がヒット。
橋さんも前年レコード大賞を受賞した「いつでも夢を」から、多少路線が変わり、1964年の後半では、新しいジャンル「リズム歌謡」に挑戦していく。

実際に舟木さんが股旅物を歌うのは、ずっと後で、デビュー翌年NHK「赤穂浪士」に出演してからは、時代物を歌うようになっている。
栄吉さんの影響もさることながら、舟木さんご自身が時代劇や股旅物がお好きだと言う事は、その後の舟木さんの舞台公演を見ると良く判る。
「細面の顔は、カツラを乗せると良く似合う」栄吉さんの言葉は確かだった。

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