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パソコンが壊れたのが、ブログを書かなくなったひとつの原因。
舟木さん関連の資料や画像、それこそ数千と言った数が手元からなくなった。勿論パソコンを修理すれば戻ってくるのだが、パソコンを取り替えたことで、何となく手間を惜しんでいる。まぁ理由となるのは、それこそ10年以上に渡ってブログを書いてきたから、その殆どの資料や画像は一度使っていることが多いので、未練がましく手元に置くこともないだろうとも思っているからだ。古いブログの投稿を覗けば、「そこにある」と思うからかもしれない。
今までどれほどスキャンしたり、映像から画像への切り取りを行っただろうか。10年の財産はこのブログに残っていると言っていい。ただ探すとなると、大変な苦労もあるのだが。(笑)
さて、今まで公開されていなかった映像作品が、ここへきて放送された。銭形平次の3作品。ご覧になった方も多いだろうが、改めて舟木さんの歴史を知ることとなった。
いろいろ年代別に舟木さんの時代劇を見ていくと、それらの違いが見えてくる。まずはヅラ(かつら)の乗りが違ってくる。ヅラの種類によっても似合う似合わないもあるのだが、舟木さんのムシリは良く似合う。年代を追うごとにヅラの収まりが良くなるし、メークも良くなってくる。
立ち居振る舞いの違いも見逃せない。やはり現代劇と違い、着物での立ち居振る舞いは作法を知らなければ出来るものではない。着流しの裾さばきや袴のさばきは、それなりに慣れないと出来るものではない。着物での演技については、以前放送された舟木さんご出演の「徹子の部屋」の中でも、長谷川一夫さんの映像で知ることが出来る。そして殺陣が数段上手くなって行く。剣さばきもさる事ながら、身体全体の流れがスムーズでなければ上手い殺陣には見えない。手数の多い殺陣に舟木さんも挑戦されたが、お歳とともに中々出来るものではなく、豪快な殺陣を見せた三船敏郎さんも、ある年
代から、殆どが楽な「胴抜き」の殺陣になってきたのを思い出す。
勿論、絡みの殺陣専門の役者さんがいなければ、どんな殺陣の上手い俳優さんでも殺陣は成立しないと言える。
先日のインタビューの中でも、「畳半畳の中で、練習を重ねた」と舟木さんが仰っていますが、そうした努力がなければ、簡単に時代劇は成立しないのだと思う。
それにしても大川橋蔵さんの美しさには感嘆する。これほど美しい時代劇スターは、他にはいないだろう。(舟木さんも綺麗ですよ)