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今朝「残雪」を見る。
いま、55周年記念コンサート(相模原女子大学グリーンホール)を見ている。
ある意味50数年間を一気に見ているようだ。
まずは松原智恵子と言う女優さんに目を奪われる。そしてこの映画での舟木一夫は、実に生き生きとした都会の青年を演じている。「美男美女」その形容をが実に当てはまる。さすらいは男だから、チーちゃんの魅力に翻弄される。
当時の日活映画では、吉永小百合、松原智恵子、和泉雅子は日活三人娘と表された。
その前の時代は、北原三枝を別として、芦川いづみ、浅丘ルリ子、笹森礼子が日活三人娘だったであろう。日活アクション映画と言われた時代は、石原裕次郎、小林旭、赤木圭一郎の時代であり、そのヒロインが、それらの女優さんだった。
1960年代の後半からは、吉永小百合と浜田光夫、和泉雅子と山内賢、高橋英樹、舟木一夫と和泉雅子、松原智恵子と言っても過言ではないかも知れない。
歌手でありながら、日活の中心俳優として活躍した舟木一夫がいた事は間違いないだろう。
受験勉強の頃、徹夜明けに自転車で向かったのが調布。
調布の駅を超えると大映撮影所があり、そこから多摩川に向かうと日活撮影所がある。当時は地元武蔵境にある「境劇場」と言う映画館に、毎週のように行っていた。
この映画館は日活が中心だが東宝の映画も併映でやっていて3本立て。青春期は、その映画館が全てだった。吉祥寺には9つの映画館もあり、そこにもよく通った。
ロードショーや封切り映画は料金も高いから、まず見る事はなかった。だから、日活や東宝の封切館は数えるほどしか行った事はない。3か月から6カ月も前の映画を、地元で見て満足していた。
多摩川の日活に行くと、撮影所の前の河川敷にはオープンセットがあった。「男の紋章」と言う高橋英樹さんのシリーズもののセットで、早朝なので、見て回ったものだ。正直言うと、舟木さんの映画をリアルタイムでは見ているけれど、それを目的に見に行った訳ではない。小百合ちゃんの映画を見たくて見に行くと裕次郎映画があり、舟木さんの映画がある。唯一舟木さんの映画を見たいと見たのが「その人は昔」で、これも、大好きな加山雄三さんの「南太平洋の若大将」と併映なので、無理して封切りで見た。高校二年生の時、一番映画を見た。年間400本。
55周年のコンサートを見ているが、会場で見る、聴くコンサートとは若干印象が違う。やはり会場で聴いていると気分が高揚しているのかな。こうしてテレビで見ていると冷静に見れる反面、感動は薄い。
コンサート会場では、目をつぶって聴いている事が多いから、画面を見ずに聴いている方が気分が高揚する。
また訳の分からないことを書きましたが、堪能しています。