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（写真および記事の差し替えをしますので仮とします）
公開放送に参加するのは、いつ以来だろう。
子供の頃、そろばん片手のトニー谷の公開ラジオ番組が最初で、誘拐事件の頃だから、私はまだ６歳ぐらい。父の勤めていた会社がスポンサーだったが、スポンサー批判をしたトニー谷を見た父が、会社に提言し、その後スポンサーを降りた。とても無礼な男だったと父が語っていた事がある。
その後、ロッテ歌のアルバムを荻窪にある杉並公会堂で行った時に、友人と見に行った。万国博が近づいた頃、フジテレビで「万国ビックリショー」と言うのがあって、これは入場者を確保するための無料入場券を四谷三丁目当たりのお店に配るアルバイトをしていたので、何度か見に行った。毎週のように番組の最初に私の姿が映っていたのが懐かしい。友人のＪＡＺＺトランぺッターの西尾さんが、ＮＨＫの放送に出られた時に2度見に行った。どんな番組か思い出せないがラジオの公開番組に出て、インタビューされてこともあったなぁ～。そう考えると、６０数年何度も公開番組には行っているんだなぁ～。余計な話が長くなりました。（笑）
会場に入り、しばらくすると前説の為に舞台監督が登場。注意事項などを楽しく可笑しく語りかける。昔のように「こうして腕をぐるぐる回したら、拍手してください」などという事はなく、懇切丁寧に拍手をするタイミングを教えてくれる。
その流れの中で、演奏するメンバーが登場し紹介。なんだかなんだ言っていると、もう既に公開番組スタート間近で、客席の後ろから、参加者が二列で舞台へと登場。
拍手が一段と盛り上がり、出場者への声援が飛ぶ。スター気分で舞台に上がる参加者もいて、和やかな雰囲気。
いよいよ放送時間が来て、５台のカメラが、それぞれを映し出す。
ここからはテレビでご覧の方の方が、良く見えていたのではないでしょうか。
応募総数1715通の中から、土曜日の予選会には250名が参加。まぁその中にも入れなかったのは、とても残念。予選会は4時間ほどかかったそうで、舟木さんがゲストという事で、予選会では、曲名がアイウエオ順だったそうだが、
「高校三年生」の次は「高校三年生」で、次も「高校三年生」「高校三年生」「高校三年生」で、やっぱり「高校三年生」だったそうだ。
今回「高校三年生」を歌われた方は、シベリア抑留生活4年間で、慰問で良く歌を歌っておられたという91歳の元気なおじいちゃん。
舟木さんもおっしゃっていたように、素晴らしく声が良く出ていたし、本当に美声。
合格の鐘は、他の方に比べれば甘い気もしないではないが、もちろん合格に異議を唱える方はいないだろう。舟木さんの一声で、おじいちゃんには聞こえなかった鐘が、もう一度打ち鳴らされたのも嬉しい限り。
90代の男性が2名、80代の女性が2名。声変わりする前にと歌った中学生も可愛い。
あっ！と言う間の45分間。優勝は抜群の歌唱力を誇った31歳の女性。文句のないところ。
舟木さんのゲストとしての歌唱は「みんな旅人」
歌い終わって最後は優勝者に舟木さんからトロフィーが渡された。今回の舟木さんは、コンサートでの衣装とは全く違うスーツ姿。なるほど、これは親しみが持てる。
最後の方に映し出された会場の客席には、私の姿も小さく見えています。
まず皆さんには判らないでしょうが、探してみてください。（笑）
放送終了後には、優勝者が再び登場して絶唱。今度は放送ではないので客電が消され、スポットが当たっての歌唱。実に気持ち良さそうだ。その後ゲストによるミニコンサート。
天童よしみさんは、迫力ある歌声でヒット曲「珍島物語」そして『いなかっぺ大将』の主題歌「大ちゃん数え歌」
天童さんの話では、国民的人気ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」の特番が9月18日に放送されるのですが、テーマ曲に歌詞を付けて、主題歌として歌われているそうです。更には、おやじバンドのメンバーとして出演もされるとの事でした。
舟木さんが登場され、みなさんの手拍子と共に「高校三年生」
二曲目は何かな、何かな、と期待していましたところ「高原のお嬢さん」でした。
いつもは生演奏で聴いていますが、今回はカラオケという事で、やはり迫力には劣りましたし、テレビ放送が主な目的の為、会場へのＰＡの配慮も少なく、コンサートとは違い、舞台上の返しのスピーカーも少なく、舟木さんも少々歌いずらいように見えました。
何はさておき、番組放送中も、終わってからも、舟木さんの優しさが伝わってくる公開番組となりました。そして終了後の仲間とのＯＦＦ会も、舟木さんの話で大いに盛り上がり、飲み過ぎの一日となりました。ジャンジャン！