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舟木さんのデビュー当時のトレードマークは、学生服、八重歯、そして舟木カット。
舟木カットについては、数々のインタビューや記事の中に書かれているように、東京の自由ケ丘学園高校時代の頃、たまたま机の引き出しに入っていた鏡の破片で、髪を削って出来上がったのは有名な話です。
独特の髪形は、舟木さんの人気と共に、舟木カットとして有名になりました。
その髪型とお別れするきっかけとなったのが、映画「絶唱」に出演する為に坊主狩りになった時です。その直前の写真が、この写真という事でしょう。
1966年のテレビ映画「雨の中に消えて」では、松原智恵子さんと村田栄吉役の舟木さんが、大学で出会います。その時は、舟木さんの「シェ～」が見れました。
この時のロケに使われた大学は、どこかで見た事があると思っていたら、国分寺にある東京経済大学でした。今は面影がなくなりました。
ある時から、舟木さんの出番がない放送が続き、怪訝に思っていたのですが、最終回に舟木さんが登場。その時、舟木さんは短髪になって出演しています。
丁度その時「絶唱」の撮影と重なったので出番がなかったので、脚本も書き換えられたのかもしれませんね。
そして舟木さんのトレードマークは、時と共に一つ一つ消えていきました。