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今年の紅白歌合戦出場者が発表になりました。まさか!とは思いながらも探してしまう自分がおります。(笑)毎年、年を追うごとに、紅白歌合戦が遠くのものになっていきます。「紅白歌合戦」などという時代がかった名前も、番組名としてはそぐわないような気がしてなりません。日本レコード大賞にしても、「レコード」など作っていない訳ですし、それでは日本CD大賞とでもするかと言っても、音源をPCやスマホにダウンロードする時代ですから、それもネーミングとしては可笑しなものになります。レコードからカセットになりCDになりMDになり、直接音源を再生機に入れられる時代ですから、本当に世の中変わったものです。とは言っても、レコードもカセットテープも、更にはMDなどをまったく知らない人達が多くなっているのですから、これらの変遷を知る我々年代は、化石のような存在と思われても仕方ありませんね。昨夜古いfocusという雑誌を見ていました。1985年頃発売されたものです。当時は毎週のようにこの雑誌を買って、今でも保存しています。当時は過激な事件性のある記事が多く載っていました。猟奇的な殺人事件もありますが、今の時代では日常茶飯事のように報道されるような事件です。その雑誌の中の広告に「未来の電話」というキャッチフレーズで、当時としては斬新なデザインの電話機が幾つか紹介されています。「2010年の世界から1985年の今のあなたに」というような感じのメッセージ。もちろんその頃の事ですから固定電話の広告です。その当時は、確かに未来を夢見た電話機デザインかも知れませんが、まさか2010年になる前に、固定電話ではなく、携帯電話になり、テレビも動画も見れる通信機器が、世の中の主流になっているとは、思っても見ないことです。私の職場では、「舟木一夫」と言って「あっ!高校三年生のね」と答える人は一人もいません。まったく名前も聞いたことがない若者たちもいます。知っていてもそれは、母親がファンだった。という事からです。石原裕次郎を知らない人もいますし、三船敏郎と言っても判る人が少なくなりました。何ともさびしい気持ちになります。さて先日、里見浩太郎さんがテレビ出演され、水戸黄門の主題歌を歌われていました。NHK朝の連ドラには、曾我廼家文童が出ておられますね。なんだかとてもうれしく思うのですが、その反対に、英太郎さんの訃報も目にしました。年が明けると、私も68歳になり、70歳目前になります。高齢者の自動車事故のニュースを見るたびに、段々そうした歳に近いづいていることを考えてしまいます。舟木さんもいよいよ55周年に突入していきますが、さすらいも、のんびり後に付いて行くことにしましょう。