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朝モヤけむる小金井公園東京では珍しいモヤのかかった朝を迎えた。武蔵野の我が地元には、自然豊かな大きな公園が幾つもある。井の頭公園、野川公園、そして小金井公園。春には桜の名所ともなる小金井公園には、皇居の光華殿が移築され武蔵野郷土館として使用されていたが閉館して、今は江戸東京たてもの園とし数々の家が移築されて訪れる人も多い。子供の頃から慣れ親しんだ場所だし、カブトムシやクワガタを取りに来たのも懐かしい思い出。更に隣には名門中の名門と言われる小金井カントリークラブがある。一時は会員権が４億円にもなり、会員権を手放す人はほとんどなく、ある時吉祥寺の有名な家具店の社長が１０億円出して会員権を買ったという噂話が流れてものだった。久しぶりに魅力のある被写体があちらこちらにある。気が付けば１００枚ほど撮影していて、お気に入りも沢山あるのだが、その中でも特に気に入っている写真を掲載している。普段はあまり興味をそそられないような風景も、朝モヤで紗を掛けたような写真になり幻想的な雰囲気を醸し出す。最近は旅行にも出掛けないから、ストレスを感じていたが、まさか地元で気持ち良く写真が撮れるとは思ってもみなかった。愛機を早速手入れして、次の機会を楽しみにしている。あさっては５４年ぶりの東京での最速雪景色が見れそうだ。