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舟木一夫(ランキングクリックをお願いします)
今年初のコンサート「舟木一夫・森昌子コンサート」どんな構成なのか、どんな雰囲気なのか、楽しみではある。会場到着は開演20分前。ホールに入るが、いつもの舟木さんのコンサートとは雰囲気が何か違う。新春ビッグステージ2016 舟木一夫・森昌子 学園ソング決定版!ポスターもないし、タイトルも良く判らなかったが、タイトルはこれだそうだ。今更ながらだが、主催者の民音さんの書かれた詳細はこれ。☆懐かしの学園ソングをたっぷり……“元祖御三家”の舟木一夫と、“花の中三トリオ”の森昌子が、夢の競演!
1963年、詰め襟姿も初々しいデビュー曲「高校三年生」で話題をさらい、“青春歌謡”のジャンルを確立した舟木一夫。
72年に、弱冠13歳で「せんせい」を熱唱し、“学園ソング”のレパートリー等でファンに愛され続けてきた森昌子。
輝かしいキャリアに彩られた、歌謡界を代表するスター二人が、原点の学園ソングを中心にコラボするビッグステージが実現します。
舟木一夫は、「高校三年生」の爆発的な大ヒットで、日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞。その後も「修学旅行」「学園広場」などのヒット曲を輩出。
“青春歌謡”というジャンルを定着させ、66年の「絶唱」で第8回日本レコード大賞最優秀歌唱賞を受賞。2002年にはレコード大賞功労賞を受賞しました。
さまざまなジャンルの歌謡曲に挑戦を続け、役者としてのキャリアも築き、大劇場で毎年のように座長公演を行うほど、息の長い活動を展開。
2015年5月、松井五郎作詞、南こうせつ作曲による、書き下ろしの新曲「春はまた君を彩る」をリリースしています。
森昌子は、71年の「スター誕生!」初代グランドチャンピオン。翌年のデビュー曲「せんせい」で、圧倒的な歌唱力と親しみやすいキャラクターで人気者に。
その後も、「同級生」「中学三年生」と続く学園三部作や、「おかあさん」「越冬つばめ」など多くの歌謡史に残る名曲を成功に導いてきました。
国民的歌手の地位を不動のものとしながらも、86年に結婚のため引退。20年後の2006年にファン待望の復帰を果たし、歌手・女優と幅広く活躍中。
近年、再び大がかりなコンサートツアーを行っているほか、2015年3月には60枚目となるシングル「惚れさせ上手」を発売しています。
新春にふさわしい、青春時代の思い出が鮮やかに甦る、歌謡界の大スター夢の競演を、どうぞお見逃しなく!
さて、幕が開きます。歌の上手さには定評のあった昌子ちゃんだが、再びステージに立つようになった頃は、なんとも下手くそな歌を歌うようになってしまったとがっかりしたものだった。花の中三トリオなどと言われていた時代でも、他の二人の華やかさと人気は劣っていたが、抜群の歌唱力を誇っていた。第一部は舟木さん昌子ちゃんそれぞれが懐かしい青春歌謡で、セーラー服姿の昌子ちゃんは遠目で見ていることもあるが、当時の面影を残す。二人の年の差や芸歴の差を考えても、同じ青春歌謡と言っても時代の差も感じてしまう。拍手に手拍子、それに掛け声と、舟木さんのコンサートにはない会場の雰囲気は、どうも舟木さんの単独コンサートしか見ていないので違和感がある。それでも往年の歌謡コンサートとはこんなものだったのだろう、納得せざるを得ない。静かに歌を聴きたいと思っているさすらいも、ずいぶん寛容になったものだ。(笑)オープニング ♪君たちがいて僕がいた森昌子 ♪先生♪同級生♪中学三年生舟木一夫 ♪修学旅行♪仲間たち♪あゝ青春の胸の地は(交互に)デュエット ♪夕陽の丘舟木一夫 ♪湖愁森昌子 ♪津軽のふるさと40分弱で1部が終了して15分間の休憩。森昌子後援会と書かれた派手なハッピの方とお話しする。「明日は橋さんと八王子オリンパスホールですね」と話しかけると、「遠いので明日は行かない」とのこと。栃木県の佐野から来られた方で「10年前に昌子ちゃんが出てきたときに、余りにも酷かったので、応援を始めた」とのことで、声もよく出るようになったし、息子さん二人も独立して家庭的にも安定したので、もう応援はやめるとのことだった。「舟木さん良いですね。僕も大好きですよ。私の家の近くの佐野には、舟木一夫と書かれた登り旗を、ずらりと並べている人が居たんですよ」との事。どんな方なのかはご存じは無いようだったが、地元では舟木ファンとして有名な方なのだろう。2部がスタート。お互いの恩師である遠藤実先生の話が出る。温厚な先生だったとお二人ともおっしゃり、それぞれ2曲が遠藤先生の曲。森昌子 ♪おかあさん♪哀愁出船舟木一夫 ♪すきま風♪北国の春森昌子 ♪花魁♪なみだの桟橋♪立待岬♪哀しみ本線日本海♪心は哀しいものですね舟木一夫 ♪君へ心こめて♪ 初恋♪ 絶唱♪ 高校三年生♪ 学園広場♪ 春はまた君を彩る長い歌手生活の中で、転機となった1曲をそれぞれが披露。森昌子 ♪越冬つばめ舟木一夫 ♪高原のお嬢さんラスト曲 ♪銭形平次 (サインボール)特別森昌子という歌手が特別好きなわけではないが、歌謡曲ファンである事から、生で彼女の歌が聴けたのはうれしい。津軽のふるさと、立待岬、哀しみ本線日本海、越冬つばめいい歌だね。舟木一夫・森昌子のコラボレーションは、舟木ファンにとっては物足りなさと不満の残ることもあるとは思うが、歌謡曲ファンとしては、こうしたジョイントは新鮮で楽しいものに感じた。まぁ二度目のこの二人のコラボはないとは思うが。昼の部は、いろいろな面で問題があったようで、昼の部を覗かなかったのが幸せだったのかもしれない。(笑)