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Channel: 武蔵野舟木組2019 舟木一夫と共に
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新橋演舞場入り待ち写真 12月18日

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おはようございます。
昨日の朝の舟木さんの写真を送って頂きました。良く撮れていますね。有難うございます。
一昨日の出待ちで、さすらいもカメラを向けたのですが、暗い中カメラの調整をしていたら、何か別の部分を動かしてしまったようで、肝心の撮影の時にシャッターが落ちない。と言う大失態をしてしまいました。
それにしても、毎回まともな写真が撮れないのは、カメラと舟木さんの相性が悪いせいでしょうか?(笑)今回はカメラを替えて別のカメラを持って行ったのですがダメでした。

17日は、2階席の真ん中と言う最高の位置でお芝居を見る事が出来ました。
視界の中には全て上手から下手までの舞台全体が入っています。ですから首を動かすことなく、全ての動きが見てとれる訳です。
正直初日に見たお芝居とは全く違う印象を受けました。見た場所の違いの関係もあるのでしょうが、一回は見ている訳ですから、大まかな流れは判っている訳です。細かい役者さんの動きが見てとれると、印象が全く違う訳です。
初日にいろいろ書かなくて良かったと、胸をなでおろしている次第です。(笑)

「花の生涯」の長野主膳「八百万石に挑む男」の伊賀之亮と重厚な役どころから勝小吉という、飄々とした人物の役どころで、舟木さんにとっては、お好きな役柄ではないかと思っている。新橋演舞場での大きな重厚な役所が続いただけに、少々物足りなさを感じたことも確かだった。
とは言え「いろは長屋の用心棒」や「花の風来坊」とは違った、新たな舟木さんを見たような気がする。衣装もまた、裃姿や赤い長襦袢など、各場ごとに違ったもので登場され、これまた楽しみの一つだった。
常に小吉の後についてくる英太郎さんの乳母が笑いを誘う。今回初めて共演された二代目水谷八重子さん。新橋演舞場の新派の顔である八重子さんにとっては、舟木さんとの新橋演舞場での共演は喜ばしい事であったであろう。

水谷八重子さん英太郎さんと言うと思い出すのが、新派120周年記念「鹿鳴館」舟木さんがゲストで登場すると言うので、カミサンと娘を連れて新橋演舞場に行った。二十歳そこそこだった娘は、新派のような古めかしいものには興味がなく、眠くて仕方がなかったようだが、舟木さんとはトイレの近くですれ違って、二度見されたと言っていた。(笑)桟敷席に座っていたさすらいは、一番後ろの席に座って見ておられる舟木さんの姿と、舞台とを交互に見ていたのを思い出す。

林与一さんとのやり取りや立ち回り、お二人の衣装もカラフルで、何とも言えずほのぼのとする。与一さんや葉山葉子さん林啓二さん長谷川かずきさんなどの座組みの皆さんの姿を見ると、何ともほっ!としてしまう。
今回林啓二さんが演じていおられるのが小吉の兄の男谷彦四郎。実は亡き父の名も彦四郎と言う名で、余りない名前だけに、「彦四郎!」と呼ばれる声を聞いただけで嬉しくなる。

麟太郎を演じる子役の坊ちゃんは、利発な麟太郎を良く演じている。麟太郎は後の勝海舟。小吉は、あくまでも勝海舟の父、という位置づけではあるが、その父である勝小吉が、どんな父であったかを知る上では興味深い舞台だ。
その小吉の祖父が盲目で、新潟から出てきて検校という地位まで上り詰めて財を成した。小吉の父には3万両で御家人株を買って武士になる。小吉は武士と言っても、武士らしくないのも良く判る。そんな家系を知る事も出来た。

またまた「検校」という言葉を聞くと思い出すのが「不知火検校」と言う映画。
貧しい盲目の杉の市が、悪い道に進み師匠である不知火検校を殺して、最高位でる検校にまで上り詰める話で、演じたのが勝新太郎さん。
(希しくも勝つながり 笑)この好演があって、勝新太郎さんの「座頭市シリーズ」が始まった。それまで白塗りで売っていた勝新太郎さんだが、ライバルの市川雷蔵さんとの差は広げられる中、汚れ役が勝さんのトレードマークになって大活躍した。という余談。(笑)

さて全体的な舞台の印象だが、何か物足りなさを感じている。それは何かと考えてみると、「花の生涯」での桜田門外での雪の中での大立ち回り。「八百万石に挑む男」での大屋根の上での大立ち回り。演舞場ならではの壮大な演出があった。今回の「気ままにて ござ候」での立ち回りも回り舞台を使い、奥行きのある舞台を使っているとはいえ、前二作に比べると迫力に欠けた。クライマックスの演出での差が、そう感じさせたのだろう。

今日を含めてあと五日で舟木一夫特別公演、2015年の舞台も幕を閉じる。
千穐楽を除けば、まだまだお席はあるようなので、一回でも多く見に行って欲しと思う。今回さすらいは体調不良もあり、予定していた回数は見に行けなかったが、明日のトークショー23日の千穐楽と、楽しみに見に行く事に居ている。

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