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舟木一夫(ランキングクリックをお願いします)
スタンディング・オベーションは慣例化してしまうのだろうか。どうしても違和感を持ってしまうのは私だけ?何かが違うと思うし、行くたびにゾロゾロと皆が立ち上がる姿を見ると、最近は虫唾が走るし、気持ち良く会場を後に出来ない。毎回欠かさずコンサートに行っている訳ではないから、スタンディング・オベーションが毎回行われているのかは知らない。もし慣例化の流れがあるのだとすれば、止めて頂きたいと率直に思うのだ。勿論、スタンディング・オベーションを否定しているのではない。自然と立ち上がり、拍手を送りたい時もあるし、静かに拍手を送りながら緞帳が下がる余韻に浸りたい時もある。12月に行われる新橋演舞場でも、毎日同じように行われるとすれば、本当に嫌だ。例えば、千穐楽に出演者全員登場する際に、無事千穐楽を迎えられ、一か月楽しい公演をありがとうございました。とみんなが立ち上がり拍手するなら、それは意味のあるものだろう。私が思うスタンディング・オベーションは、最大の賛辞であり、軽はずみに行う事ではないと思う。「舟木さんファンなのだから、いつでも最大の賛辞を送りたい。だからスタンディング・オベーションを毎回やっても良いじゃないか」と言うご意見もあるとは思う。しかし、立ち上がっての拍手でなくとも、座ったままで惜しみない拍手を送る事も決して賛辞を送らなかったという事ではないと思う。スタンディング・オベーションをするのであれば、個々の方々の感情の中で行われる事であり、それが集団化し、慣例化し、「やるのが当たり前の事」となって行くのは間違いだと思うのだ。そんな思いを持っていたさすらいだが、スタンディング・オベーションについて、舟木さんご自身が書かれた文章を読んだ。内容はここには記さないが、読まれた方も多いと思う。言葉を選びながら、ご自分の感想を述べられている。決して結論付けた事は仰ってはいない。「お客様のスタンスに任せます」という事だろう。賛成派の方も、反対派の方もおられると思うし、それを評決で決めたいと思っている訳でもない。ただ、わたくしさすらいは、先にも述べたように、昔ながらの座ったままでの賛辞の拍手を送りながら、余韻を楽しみながら緞帳の降りるのを静かに見送りたいと思っている。*この件に関しては、ご批判を戴く事もあるとは思いますが、これはあくまでも私の個人的な意見ですし、あれこれ皆様と意見を交わすことは好みませんので、コメント欄は不可としましたのでご了承ください。