大ヒット祈願!この曲で紅白へ!
歌の手帖 8月号表紙を飾ったのは、我らが舟木一夫さん。巻頭インタビューにも舟木さんが登場している。まだ出たばかりなので、内容は是非本を買って読んでいただきたい。総体的な話を少し触れておくと、新曲「春はまた君を彩る」に掛ける舟木さんの情熱が伝わってくるし、「是非ヒットさせたい」と言うお気持ちは、ご自分のためにヒットして欲しいのではなく、こうした歌が、今の時代でヒットして欲しいとの思いや願いがあるからだ。現在の状況は、仕事もOFFも絶好調との事。今を楽しんで生活されている事が良く判る。55周年も、あとわずか2年後ではあるが、今と同じように迎えられるかを、心配されているような感じも受ける。当然頑張って貰えるとは思うし、そのための努力を怠らない舟木さんだから、いつもの笑顔で、55周年を迎えてくれるだろうとは思う。私ごとながら、65歳だった昨年と、66歳になった今年では、体力気力共に同じではない事を実感する。それまでは、若干違う気はしていたのだが、それほど大きな体力気力の変化は感じなかった。また来年67歳になれば、更にその衰えを感じるのだろうと思う。頑張れ!頑張れ!だけでは先に進まない事を感じる老いは、やはり並大抵の努力ではカバーしきれない。年寄に、さらなる飛躍を求めるのは無理な話だが、舟木さんにとって「春はまた君を彩る」のヒットが、一日でも長く舟木一夫を続けて行くうえで、絶対必要な事のように思っている。