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ギター仁義(舟木一夫)http://recochoku.jp/song/S1000671080/ ←こちらから
昨日、北島三郎さんの出演する特番があり、話はデビュー当時の話になりました。ご存じのように、北島さんのお師匠さんは船村徹先生。北海道から出て来て6年間、東京渋谷で3曲100円の流しをされていました。その時あるきっかけから船村先生の門下生になります。流しをされていましたから、何でも歌えたわけです。ただ船村先生からは、「浪曲調は村田英雄、三波春夫がいる。民謡調は三橋美智也がいる。だから君は、そうじゃない曲を歌わなければいけない」と渡されたのが『なみだ船』だったそうです。滅茶苦茶難しかったと語っています。ある日、レコーディングがあるからと、一緒に向かった途中で渡された譜面が「王将」てっきり自分が歌うものだと思ったそうです。そして村田英雄さんの「王将」ヒット記念パーティで、北島さんは初舞台を踏みます。翌年、遠藤実先生の「ギター仁義」を歌う事になります。この曲は、北島さんが渋谷で流しのギター弾きをやっている頃を、そのまま歌にしたような曲で、ご自分の初めてのワンマンショーでは、思い出が走馬灯のように浮かび、後半は絶句して歌えなかったそうです。そんなお話しを聞いている中で、舟木さんのお話が飛び出しました。「舟木くんがね『北島先輩、ギター仁義は、遠藤先生の所に行くと、必ず歌わされた曲なんですよ』って言うんだよ。」この話は、舟木さんのトークなどでも聞く事ですが、北島三郎さんからのお話しで聞いた事で、とても嬉しい気分になりました。ただの一言二言の舟木さんの話ではありましたが、ファンとしては、こんな小さなことでも嬉しくなるものですね。