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新歌舞伎座「舟木一夫特別公演」花の風来坊~おとぼけ侍奮闘記~いよいよ明日と明後日の二日間となってしまいました。早いもので、大阪に向かった日から1週間が経ち、いつもと変わらぬ生活に戻っているさすらいです。丁度昼の部に向かった14日の土曜日は、舞台写真集の発売日でした。パンフレットは初日に購入して送って下さった、心優しい舟友さんのお蔭で、既に見ておりましたが、舞台写真は、見るたびにリアルタイムの感覚が戻ってくるものです。写真集をブログにアップするのは、掟破りの行動ですが、これから行かれる方には、是非とも買っていただきたく掲載します。さすがに中身まではお見せできませんが、行かれた方には、パンフレット以上に愛着を感じるはずです。さてコンサートの話を少し書きましょう。昨年の新曲「眠らない青春」「恋人形」は、舟木さんのおっしゃると通り、歌の構成に合わせて見事に活躍しています。ここまで考えて新曲を作られた意図が、肌で感じて、舟木一夫と言う人の感性を、改めて凄いと思いました。昼の部では定番の「高原のお嬢さん」夜の部では、バラードの「高原のお嬢さん」こんな粋な事が出来る歌い手さんは、どれだけいるでしょう。更には、昼の部では「道頓堀人情」「河内おとこ節」夜の部では「大阪しぐれ」「浪花盃」ジャンルの違う、大阪の歌をさらりと歌ってのける。さすらいは、何事においても歌手舟木一夫を全うする舟木さんが好きだ。それを舟木節という人もいるかも知れないが、舟木節で済まされない大きなものを感じている。歌謡曲の伝道師確かに舟木ファンのさすらいとしては、舟木さんのオリジナルの曲は大好きだ。しかし今の舟木さんの心の中には、「歌謡曲の良さを忘れてはいけない。日本には、素晴らしい歌謡曲と言うジャンルがある」この気持ちが大いにあると知っている。それは今までのコンサートで語られるトークを聞いていても一目瞭然。演歌と呼ばれるジャンルは、歌謡曲と言う大きなジャンルの一つでしかない。それを今に人にも知って欲しい。そんな思いがあるのだろう。沢山のカバー曲も歌われる舟木さんのような歌手が、他にいるだろうか。居たとしても、それは、その歌をカバーしただけ。舟木さんの歌われる歌謡曲の中には、その時代時代の背景を背負った姿がある。オリジナルにしても、カバーにしても、その後ろ姿が見える歌手など他にはいない。我々が思っている以上に、舟木一夫と言う人は偉大なのだと感じている。舟木さんのファンで良かったと、皆さんも思っている事だろう。