第一部
蜃気楼
みんな旅人
糸車
２９小節の挽歌
斜-me-節
れ・く・い・え・夢
＜スタンディング＞
END-FIN-FINE（ラストシーン）
End Love
つばさ
第二部
旅愁
空港
ざんげの値打ちもない
天城越え
夢芝居
ちょっと演歌で歌ってあげる
悲しい酒
ふたり酒
女の道
なみだの操
昭和枯れすすき
千曲川
君を慕いて
石狩挽歌
北の蛍
おもいで岬
＜アンコール＞
おんな船頭唄
長崎の女
９月２５日
新橋演舞場でのサンクスコンサートに行ってきました。
千穐楽に続き超満員の演舞場では、前日の千穐楽の熱気が、そのまま持続しています。この日も東銀座のルノアールににより、演舞場に向かう方達をコーヒーを飲みながら見下ろしていました。
お知り合いの舟友さんも沢山歩かれているのが見えます。ソワソワと小走りに歩かれる方、お友達と楽しげに話されながら歩かれる方、皆さん明るい顔で歩かれているのが印象的でした。
この日の席は、２階席の後ろです。
前日の千穐楽の昼の部では、３階席で見ていたのですが、舟友さんのお誘いで、空の出た２階席を戴き、２階席で見る事が出来ましたが、初めての２階席は、舞台全体も見え、とても良いお席だったので、この日の２階席も、とても良く見えて良いお席でした。
今回の公演では、いろいろな席で見る事になりましたが、２階席の中央の席は、これからは狙い目の席だと感じたものです。
そう言えば大阪新歌舞伎座の一番高いお席は二階席の１列目２列目の特別席で、これは本当に見やすい良い席でした。
コンサートは１部と２部との構成です。
一部は舟木さんご自身が作られたwhiteからの曲です。whiteがあるのではと思っていたさすらいとしては、見事に的中し、聴きたいと思っていただけに嬉しさが増します。
whiteを聴いていると、歌手舟木一夫ではなく、もっと大きな音楽家舟木一夫の素晴らしさを感じます。
その昔誰かさんが「歌手の方はある時期になると、ご自分で曲作りをされるが、これは止めた方が良い。何故なら、自分で作ると主観的なものになり、客観的な曲作りが出来なくなるからで、舟木さんにも、そうして欲しい。」と言われた事がありました。そしてその時に大反論をした事がありました。
改めて、皆さんに問いたいと思います。舟木さんの作られたwhiteを聴いて、そのように思われますか？
whiteを作られた時に、舟木さんご自身、今この時に、ご自身が歌っておられる事など考えもしなかったでしょう。そして時を経て、今またwhiteを聴いて感動するのは、舟木ファンだからだけではないでしょう。
多くの場所で、沢山の方が聴かれたら、その楽曲の素晴らしさは今でも多くの音楽ファンが絶賛するのではないでしょうか。
なにか表舞台に出て来ないwhiteの曲が、悲しく残念でならないと思いました。
whiteは、我々へ向けての応援歌と捉える事にしましょう。
休憩をはさんで二部に入ります。
二部は昭和の名曲。昭和の名曲と言っても数ありますから、何を歌われるか興味津々。女性が歌われる曲も、舟木さんが歌われると、また違った曲に聴こえてきます。
「これは歌った事のない曲で二曲。ただリハーサルで歌ってどうしても嫌なんで止めました」と言いながら、譜面を急きょ用意して歌ったのが「なみだの操」
「やっぱり嫌だ！」と一番を歌って終了。
舟木さんには、この歌の歌詞が大変ご不満で、歌い手が悪いのではなく、この曲を作った人が悪い。と・・・。
女の道となみだの操は、さすらいも好きな曲ではありません。良く判らないのですが、この二曲は、昔から不愉快に感じる曲でした。大ヒットした曲ですが、受け付けないんですね。（笑）でも舟木さんが歌ってくださったのは有難い。
「この曲も抒情歌と言ってよいでしょう」と歌われたのが昭和枯れすすき。
途中でコーラスの方とのデュエットになりましたが、舟木さんの歌われるこの曲は、素晴らしいと思いながら聴きました。
石狩挽歌は大好きな曲です。北原ミレイさんの独特の歌唱と声が好きですし、歌詞がとても好きです。舟木さんの歌われるこの曲も素晴らしく良かったです。北の蛍も良かったですね。大きな大きな歌です。
アンコールは三橋美智也さんと春日八郎さんの歌。
三橋さん大好きなたかひとくん。春日さん大好きな飲み仲間の亀さん。
二人に聴かせたいと思いながら聴いていました。
どちらの曲もお二人の代表曲です。昭和の香りをぷんぷんさせる曲です。
舟木さんのこの二曲のアンコール曲は圧巻でした。
あまり上手い感想は書けませんでしたが、お許しください。
←クリックで今日のランキングが見れます