新橋演舞場通いも残すところあと2日。明日はもう千穐楽。楽しみでもあり寂しい気もする。今回の公演は初日、10日、11日、13日と大手を振って見にゆく事が出来たが、18日は流石にカミサンには言い辛くて「今夜は仲間と飲み会」と別に理由を作って出掛けて「みんなde舟木」に参加。いつもなら舟友さんとお喋りして帰るのだが、いささか後ろめたさを感じて早めに演舞場を離れる。それでも「飲んでくる」と言った手前、飲まずに帰る訳にもいかず、地元に戻って軽い一杯・・・。のつもりが小学校の同級生に出会い、一杯が二杯、二杯が三杯と熱燗をグラスを飲み、気が付けば五杯。ここで終われば可愛いのだけど、場所を友人の店に替えて機嫌良くまた二合。フラフラになって帰る。そして昨日は地元の飲み仲間を連れて新橋演舞場。昨日は昼の部だから、また別の理由を作って、カミサンには内緒で向かった。なにもカミサンに内緒で行く必要はないと思われるだろうが、朝早くから夜遅くまで介護の仕事でボロボロになって帰ってくるカミサンを前に、中々遊びに行くと言うのは気が引ける。ましてや千穐楽、サンクスと続くから尚更。そんな訳で、カミサンに内緒の新橋演舞場2日目となった。昨日の座席は3階席の真ん中の2列目。今回は初日が1階席右端の1列目。その後3階席左端、右端、1階席最後部のど真ん中で、再び3階席左端と、まったく景色の違う位置で見てきたが、昨日の席は、お芝居全体を見るには一番良かった気がする。ただし、今回のように花道でのお芝居が多く、見辛いと言う難点はあったが、満足の行く場所だった。3階席の1列目ではなく2列目を選んだのも正解で、1列目は前にある手すりが邪魔で見え難いが、2列目はそれがなく、更には後ろに席がないから、後ろの人を気にする事もない。連れて行った仲間も大満足。これで4500円なら、一階席で見る値段で3回見れる。これからは狙い目かも。お芝居は、いままでサラリと聞いていた網代問答をじっくりと聞く。舟木さんの長台詞は難しい話で、あまり理解しないで聞いていたが、何度も聞くうちに、この大岡越前守と山内伊賀之亮のやり取りが、大きな大きなお芝居の中核にある事を改めて感じる。吉宗と天一坊の別れのシーンは、何度見ても涙が出る。これは今回の舞台用に書かれたものだと思うのだが、田村亮さん尾上松也さん林与一さん、三人の熱演は、客席のお客様の気持ちをグイと舞台に釘付けにしていく。「泣かせてくれ・・・」懐紙で涙を拭く田村さん吉宗。あぁ~お芝居って良いなぁ~。来場されてほとんどの皆さんが気が付かない場所に、演舞場稲荷大明神があります。当日券売り場の奥、喫煙所の所です。是非ご覧になってはいかがでしょうか。明日、千穐楽は大手を振って演舞場に向かいます。(笑)*逢えるじゃないかまた明日 ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/sasuraino777*エキテン(さすらいのカチンコマン) http://www.ekiten.jp/user_370803/top.html*フェイスブック 武蔵野舟木組 https://www.facebook.com/yasunori.sato
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カミサンに内緒の新橋演舞場2日目
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