武蔵野というと、さすらいの住む武蔵野市と考えがちだが、武蔵の国の野という意味で、埼玉から東京の多摩地区まで、実は幅広い範囲を指すと言っていい。国木田独歩の書いた「武蔵野」では埼玉県の川越から神奈川県の川崎市の一部まで書かれている。武蔵野の名は、万葉の時代から出てくるから、その名の歴史は古い。そんな歴史的な地名のついた武蔵野市に生まれ育って、武蔵野という名に愛着以上に誇らしく思ったりもするものだ。我が家の近くを流れる玉川上水は、多摩川の上流羽村堰で取水して、都内へと水を運ぶ。家から5分程度の境橋で、分流し玉川上水と仙川上水とになる。玉川上水の桜橋には、国木田独歩の碑があり、それより下流三鷹駅付近では、その昔太宰治が入水自殺した。暗渠にして並行してある五日市街道の拡張に使う話もあったが、自然を残すことで現在も水だけは流されている。玉川上水も仙川上水も、たくさんの鯉の姿が見えたり、シラサギの姿も見られる。自然災害など考えられない土地だったが、三鷹での大きなヒョウのニュースがあったり、武蔵野でも大雨で家屋の浸水があったりした。世界的な異常気象は、武蔵野でも感じられるのだから、本当に地球の事が心配になる。凶悪犯行も、ここのところ続いている。吉祥寺の通り魔殺人。三鷹での女子高校生殺人事件。治安が良いとされたこの地域でも、何が起こるかわからない時代になっている。やっと昨日蝉の声を聞いたが、これからの時期が蝉の大合唱が始まる。今日はまだ蝉の声は聞こえないが、これからの時期、林に囲まれた我が家は、夜中まで蝉の声に悩まされるはずだ。昨年枯れた泰山木に取り付けたままの四十雀の巣箱に、キイロスズメバチが巣をこしらえたようで、朝早くから大きなハチが飛び交っている。早めに駆除しないと、巣箱ごと大きな蜂の巣になってしまいそうだ。さて昨日やっと川崎にある義父の家の片付けに目途がついた。約一か月、毎日毎日ごみ処理に追われたが、これで解放される。今日は少しのんびりと過ごしているが、今度は体調が良くない。頭の上からつま先まで、数えきれないほど異常を感じる。困ったものだ。そんなこんなで、根気よく物事を進めることが出来ず、何もかもが中途半端。皆さんへの不義理をお詫びせねばならない。さて8月は、義父の納骨、娘の結婚式の打ち合わせ、そして鹿児島へ。鹿屋基地の特攻隊を題材にした舞台公演の応援に向かう。命がけでこの舞台に取り組んでいる藤田さんに感謝。西尾三枝子さん、白川和子さんも出演される。脚本は現役のトップガンのやっちゃんが書いた。東京での公演は以前見させえ貰ったが、今回は地元での公演。公演の実現に力を貸した訳ではないが、必然的に橋渡しをした格好になった。ブログやネットの力を、今更ながら感じている。今日は、先日放送の舟木さんの録画を見ながら、骨休めの日となる。今夜はNHK歌謡コンサートに舟木さんご出演。お見逃しなきように。*写真は神田明神の顔出しのさすらいです。(笑)*逢えるじゃないかまた明日 ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/sasuraino777*エキテン(さすらいのカチンコマン) http://www.ekiten.jp/user_370803/top.html*フェイスブック 武蔵野舟木組 https://www.facebook.com/yasunori.sato.18
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武蔵野たより
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