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Channel: 武蔵野舟木組2019 舟木一夫と共に
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考えさせられる事

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いつもお世話になっている横浜のKさんから、ご連絡をいただいた。
その後、感動的な映像も送って戴く。
放送をご覧になった方も、沢山おられるとは思うが、改めて紹介しよう。
 
イメージ 1
 
イメージ 2
 
  認知症による徘徊後に身元不明のまま7年間介護されていた女性が、NHKスペシャルで紹介されたのがきっかけで夫との再会を果たした。女性は元ニッポン放送のアナウンサーだったことが判明したと、NHKが報じている。
   認知症の症状が進んで現在は寝たきりで話すことはできないが、番組の中で保護された当初は服装や言葉遣いに品が感じられたという証言もあった。

5月12日の結婚記念日に再会

   2014年5月11日放送されたNHKスペシャルは「行方不明者1万人~知られざる徘徊の実態」という題で、認知症による高齢者の徘徊を取り上げた。2012年の1年間だけで認知症で徘徊した人は延べ9607人に上り、うち351人が死亡したというほどだという。
   番組には路上を徘徊しているところを保護され、身元不明で7年間も介護施設で暮らす女性が登場した。2007年10月30日に群馬県の東武鉄道館林駅の近くで、深夜に後ろからついてくる人がいると通報があって交番で保護されたという。名前も住所もわからず市内の介護施設に入ったが、そのまま認知症が進行して寝たきりになり、会話をすることもできなくなった。
   身元を推測する材料はまったくなかったわけではない。保護された当時の服装はグレーのパンツに花柄の上着で、靴下と下着にそれぞれカタカナで苗字と名前が書かれていた。指輪を3つ持っていて結婚指輪と見られるものには、「5.12」「S to M」と日付や夫婦のイニシャルらしき文字が彫られていた。
   それだけの物が揃いながらも身元不明の状態が続いていたが、番組が放送されると情報が相次いで寄せられ、東京・浅草の67歳の女性と確認された。5月12日、夫が妻のいる介護施設を訪れて7年ぶりに再会する映像がNHKニュースで流れた。その日は41回目の結婚記念日だった。

ニッポン放送では音楽番組を担当

   NHKによると実は女性はニッポン放送の元アナウンサーで、大学卒業後4年間勤め73年3月に退職した。音楽番組などを担当していたという。ニッポン放送のニュースでも女性の身元判明が伝えられた。
   NHKによると実は女性はニッポン放送の元アナウンサーで、大学卒業後4年間勤め73年3月に退職した。音楽番組などを担当していたという。ニッポン放送のニュースでも女性の身元判明が伝えられた。
   NHKの取材に対して元同僚の男性は「アナウンサーとしてとても大切な情景描写が、大変上手なアナウンサーでした。一緒に音楽番組を担当しましたが、明るくて気配りのできる女性でした」と答えている。
   女性は介護施設に入ったばかりのころは歌を口ずさんでいたそうで、話せなくなった今でも「高校三年生」の楽曲のリズムに合わせて指をわずかに動かす姿が、NHKスペシャルで撮影されていた。また、施設長の女性が「服装や言葉遣いから品の良さを感じた」と話していた。
   身元の判明についてツイッターでは「ニッポン放送のアナウンサーさんだったとか、びっくり。 だから言葉に品があったのか。 よかったなー」
など祝福するコメントなど書き込まれている。(J-CASTニュースより)
 
イメージ 3
 
舟木さんのCDがデッキに掛けられる。
まったく表情の中なった67歳の女性は、車椅子に無表情で座っている。
舟木さんの高校三年生のイントロが流れると、わずかに反応を示す。
舟木さんの声が流れると、更に反応は大きくなり、両手を動かしてリズムを刻む。決してそれは、曲のリズムに合っている訳ではないが、明らかに高校三年生に反応しているのが判る。
 
ラジオ放送の音楽を担当し、更にお歳から考えても、我々と同じ舟木さん世代。どれだけ舟木さんの曲を聴いた事だろうか。
彼女は、闇の中で高校三年生を聴きながら、何を思い出していたのだろう。
特別の思いが蘇っていたのかも知れない。
 
彼女の持っていた結婚指輪には「5.12 StoM」と刻まれていた。
その結婚記念日の5月12日、七年ぶりにご主人と再会する。
身元不明者検索情報システムがあるのだが、単純な名前のミスで見つける事が出来なかった。それをご主人が悔やんでいる。
早く見つかっていれば言葉も交わせただろうと・・・。むなしい。
 
老いを感じ、認知症も身近な問題として感じるようになった。
父も母も、徘徊などなかったけれど、歳と共に認知症の傾向にあった。
昨年亡くなった義母も、カミサンが訪ねても娘の名前を間違えたりする。
そうした事は現実であり、自分やカミサンが、いつそうなるかも知れない。
 
徘徊する父親の面倒を見ている友人もいる。
携帯のGPSを頼りに、家族総出で捜索すると言う。そうした家族を持つと、家族の中でもギクシャクするようで、友人は、父親の面倒見るために早めに退職した。この番組は他人ごとではないと思った。
 
高校三年生を聴く彼女の顔が、少し柔和になったのを見て、涙が出た。
 
(Kさん、ありがとうございました)

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