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以前にも載せた事があるが、久し振りに本が出て来たのと、落語の話をしたくて載せる事にした。舟木さんが昔から落語が好きだと言う話は聞いていた。何ともいえない落語の世界観は、古典ものでも時代物でも、妙に親しみを感じてしまう。
今中々チケットが入らないのが柳家小三治師匠の高座。地元近くで行われるのを知り、応募したがやはり取れなかった。小三治さんの「まくら」の長いのは有名で、これがまた面白い。残念ながらテレビでしか聞いたことが無い。今さすらいの通勤途中に都立青山高校がある。「小三治さんが出たのはこの学校か」と思いながら通り過ぎる。小三治さんの師匠は五代目柳家小さん。落語協会の会長で、人間国宝でもあった。
柳家小さん師匠は、剣道の高段者でわが父とも深い親交があった。今は無くなってしまった築地市場の中にある体育館で、父が会長を務めていた居合道大会には、毎回来賓として参列してくださった。いまでも小さん師匠からの手紙やはがき、戴いた数々の手拭いや風呂敷などがある。小三治師匠も現在は人間国宝。
さすらいの友人の女性には、いろいろ感化されて、JAZZや演劇など私も好きになった。その彼女の今取り付かれているのが落語。仕事終わりに週に何度も落語を聴きに行く。それも都内の寄席だけではなく、各地で行われる小さな勉強会や、地方で行われる落語会にも足を向ける。今彼女の一押しが小三治師匠の弟子で、まだ二つ目の柳家小はぜさん。まだ聞いた事はないが、小さん師匠から累々と流れる落語を受け継いでいるようだ。
私の知り合いでも落語家がいる。真打なのだが、余り上手くないので名前は伏せる。(笑)もう一人が上方落語で、住みます芸人として秋田で活躍している桂三若さん。中々逢えずに落語も聴けていないのだが、愉快な人だ。
舟木さんが時代劇をするにあたり、畳半畳の上で所作や殺陣の練習をされたと言うが、落語家さんは座布団の上で、全てを表現する。確かに落語は語りが主ではあるが、しぐさや所作と言うものが、やはり聞いている人達にいろいろと話を膨らませていく。足が痺れて立ち上がれない友人の落語家は、やはり落伍者なのか。(笑)
*彼が読みませんように・・・