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第14回 NHK紅白歌合戦出場者 1963年（昭和38年）
紅組
【出場回数】
審査員長沢泰治 - NHK芸能局長（審査委員長）細川隆元 - 政治評論家丹羽文雄 - 作家實川延若 - 歌舞伎俳優中西太 - 西鉄ライオンズ監督兼内野手栃ノ海晃嘉 - 大相撲・大関飯田蝶子 - 女優貞閑晴 - 東京オリンピック女子選手村責任者新珠三千代 - 女優花柳壽輔 - 舞踊家佐久間良子 - 女優
【02】 弘田 三枝子 「悲しきハート」
【02】 仲宗根 美樹 「奄美恋しや」
【07】 松山 恵子 「別れの入場券」
【06】 雪村 いづみ 「思い出のサンフランシスコ」
【03】 こまどり姉妹 「浮草三味線」
【03】 坂本 スミ子 「テ・キエロ・ディヒステ」
【01】 高石 かつ枝 「りんごの花咲く町」
【07】 楠 トシエ 「銀座かっぽれ」
【11】 江利 チエミ 「踊り明かそう」
【02】 トリオこいさんず 「いやーかなわんわ」
【02】 吉永 小百合 「伊豆の踊り子」
【06】 朝丘 雪路 「永良部百合の花」
【07】 島倉 千代子 「武蔵野エレジー」
【01】 畠山 みどり 「出世街道」
【03】 西田 佐知子 「エルカの花散るとき」
【09】 越路 吹雪 「ラストダンスは私に」
【02】 スリー・グレイセス 「アイ・フィール・プリティ」
【01】 倍賞 千恵子 「下町の太陽」
【01】 三沢 あけみ 「島のブルース」
【01】 梓 みちよ 「こんにちは赤ちゃん」
【10】 ペギー葉山 「女に生れて幸せ」
【05】 ザ・ピーナッツ 「恋のバカンス」
【02】 五月 みどり 「一週間に十日来い」
【02】 中尾 ミエ 伊東 ゆかり 園 まり 「キューティパイ・メドレー」
【08】 美空 ひばり 「哀愁出船」
白組
【出場回数】
【01】 田辺 靖雄 「雲に聞いておくれよ」
【04】 守屋 浩 「がまの油売り」
【01】 北島 三郎 「ギター仁義」
【04】 アイ・ジョージ 「ダニー・ボーイ」
【05】 和田弘とマヒナスターズ 「男ならやってみな」
【03】 ジェリー藤尾 「誰かと誰かが」
【08】 三浦 洸一 「こころの灯」
【05】 森繁 久彌 「フラメンコかっぽれ」
【01】 立川 澄人 「運がよけりゃ」
【01】 ボニー・ジャックス 「一週間」
【02】 北原 謙二 「若い明日」
【01】 田端 義夫 「島育ち」
【08】 三橋 美智也 「流れ星だよ」
【03】 村田 英雄 「柔道一代」
【04】 橋 幸夫 「お嬢吉三」
【07】 フランク永井 「逢いたくて」
【06】 ダーク・ダックス 「カリンカ」
【09】 芦野 宏 「パパと踊ろう」
【01】 舟木 一夫 「高校三年生」
【03】 坂本 九 「見上げてごらん夜の星を」
【07】 旗 照夫 「史上最大の作戦マーチ」
【02】 デューク・エイセス 「ミスター・ベースマン」
【09】 春日 八郎 「長崎の女」
【02】 植木 等 「どうしてこんなにもてるんだろう・ホンダラ行進曲」
【06】 三波 春夫 「佐渡の恋唄」
審査員
12月31日大晦日といえば、当時強烈な視聴率を誇ったNKH紅白歌合戦。
この時の視聴率は、関東で81.4％（ビデオリサーチ）89.9％（ニールセン）ラジオ放送しか聞かない人もいただろうから、とんでもない話題番組である事は間違いない。
舞台には翌年の東京オリンピックを意識して聖火台が作られたというが、不思議な事に大ヒットした「東京五輪音頭」の歌は誰も歌っていない。
三波春夫他、レコード会社各社の競作だったので、あえて紅白ではこの曲を歌わなかったのだろう。翌年の1964年の紅白でも歌われていない。
日本における一大イベントを前に、盛り上げる為に作られた｢東京五輪音頭」が63年最後の紅白で歌われなかったのは、非常に残念であると思うのだが。
レコード会社各社への配慮がアダになってしまった形になった。
当時は紅白の時間帯に、どんな裏番組をぶつけても相手にならない時代だった。