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Channel: 武蔵野舟木組2019 舟木一夫と共に
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昭和38年12月11日 広告

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前にも幾つかの記事で「学園広場」ではなく題名が「青空に向かって、前へ!!」表示だったが、公開時は「学園広場」となっている。
当然の事ながら、既にヒット曲となっている「学園広場」を前面に打ち出したのは正解だっただろう。既に決まったレコード大賞新人賞の楽曲は、「高校三年生」だけでなく「学園広場」も含まれていた訳だから。

それにしても最初に目にを付けた大映から、二作目の映画が日活になったのだろう。詳しくは大倉明著「青春賛歌」に書かれているが、レコード2曲目の「修学旅行」を映画化予定だったが結論が出ず、ホリプロは日活に話を持ち込んだ。プロデューサーの水ノ江滝子(ターキー)の即決で、次回レコード「学園広場」が決まったのだった。ターキーさんはNHKの「ジェスチャー」で紅組キャプテン、白組は柳家金語楼さんだった。石原裕次郎さんを世に出したのもターキーさんだ。
大映は、社長の永田雅一氏が海外に行かれたため、決済の判が押されなかったのが原因で、日活に映画を奪われる形になった。今考えると、長く日活映画が作られる訳だから、正解だった訳だ。
永田雅一氏は「永田ラッパ」と呼ばれ、独裁的な経営をしていたので有名だった。

学園広場の脚本は、まだ若い「北の国から」などで有名な倉本聡さんで、舟木さん映画「北国の街」「北国の旅情」「青春の鐘」の脚本を手がけている。
先に書いた「総長の首」の中島貞夫監督とは、東京大学で同じ研究会に所属していた事から、中島監督の初期の映画「くノ一忍法」で脚本も手がけている。

この映画にはクレジットは無いが、新人の西尾三枝子さんも出演している。

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