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本誌独占取材/カラーグラフとよみもの ユキちゃんの香港バカンス旅行 /
・ | フォト・ストーリー 学園広場 / 舟木一夫 ; 本間千代子 |
・ | スター・ストーリー 三田明 / 秋永芳郎 ; 石原豪人/134 |
・ | 連載絵物語『三日月忍法帖』怪!黒十字組 / 伍東和郎 ; 横山光輝/175 |
・ | 問題小説 イブの夜・ふたりは… / 川上宗薫 ; 伊勢田邦彦/95 |
・ | 希望対談 悩みのタネはファン・レター / 吉永小百合 ; 舟木一夫/62 |
・ | ぼくの香港日記 もう一度ゆきたい〝夢の島〟 / 橋幸夫/70 |
・ | たのしいクリスマスを迎えるために //87 |
・ | ワイド・ロマン/六人の女優の告白 愛し愛されたあのとき //111 |
・ | 男の子ってなあに?女の子ってなあに? //121 |
・ | とじ込みサービス特集 ステレオを安く上手に楽しむ法 //143 |
・ | 舟木一夫さんと本間千代子さんの学園訪問 全校生徒が歌ってくれた『高校三年生』 //68 |
・ | 流行語で生活を楽しくするコーナー ガチョーン! //80 |
・ | この人に会いたかった! //128 |
・ | 撮影所の食堂マンガ訪問 日活の巻 / 森哲郎/166 |
・ | 撮影所の食堂マンガ訪問 東宝の巻 / 坂みのる/168 |
・ | 心臓ツヨく『図々しい奴』になる方法 //190 |
・ | 平凡オール相談所 //198 |
・ | 平凡トピックス・センター 映画 //231 |
・ | 平凡トピックス・センター 歌謡 //234 |
・ | 読んでトクするあなたのページ //239~ |
・ | 道はけわしくともくじけない!(アンケート) //96 |
・ | 私の愛読書 / 浅丘ルリ子/100 |
・ | 楽しいショッピング・ガイド //105 |
・ | 話のクロス・ロード //132 |
・ | ガマ先生診察日記(8) / 蠣崎要/140 |
・ | 平凡作詞教室(3) / 浜口庫之助/142 |
・ | HEIBONおたのしみマンガ集 //159 |
・ | スターとデート(1)三沢あけみ //182 |
・ | 歌謡界年末の二大行事/レコード大賞と紅白歌合戦 / 小倉友昭/185 |
・ | パパのいない淋しさ(スター・アンケート) //186 |
・ | 平凡英会話教室(5) / 竹村健一/188 |
・ | 12月のあなたの運勢 / 宇佐美斎/194 |
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・ | コロムビア課題曲歌詞大募集 //126 |
・ | 歌うミス・ミスター平凡芸名募集 //127 |
・ | 舟木一夫さんのペット・ネーム発表 //126 |
小説 舟木一夫 / 三谷茉沙夫 ; 堂昌一/112
・ | 命悔いなき愛なれば / 川内康範 ; 岩田専太郎/176 |
・ | 天の花束 / 大林清 ; 田代光/216 |
・ | スターとスターの意外な友情 //76 |
・ | 歌謡界NO.1歌手の秘密作戦 //92 |
・ | これにはヨワい スターの泣きどころ //102 |
・ | 吉永小百合 舟木一夫/初顔合わせ座談会 //60 |
・ | 二枚目スターのスカート作戦座談会 / 松方弘樹 ; 神戸一郎 ; 守屋浩 ; 長沢純 ; 浜田光夫 ; 倉石功/70 |
・ | 対談・父を亡くして / 島倉千代子 ; 三沢あけみ/84 |
・ | 今月のスター・スケッチ 榊ひろみ //88 |
・ | スイート・コンビ“キッスの告白" //66 |
・ | スターの集まる食べ物屋 //108 |
・ | 本誌記者座談会'63年芸能界 10大ニュース //142 |
・ | 舟木一夫さんの歌う歌大募集 //122 |
・ | 読者の手記入選作「わたしの初恋」 / 山口明子/200 |
「平凡」は戦前の平凡社が発行していた娯楽雑誌「平凡」が休刊となり、その名前を受け継ぐ事で「平凡」を戦後創刊する。凡人たちが集まって創る雑誌なので「平凡」と名づけたとある。社名も平凡出版とするが、平凡社との関係は全く無い。
昭和23年に表紙に高峰三枝子を大写しにしたものを使い、読む雑誌から見る雑誌へと変化させていく。極力活字を減らして、ふんだんに挿絵を取り入れて、活字は添え書きのような感じだった。流行歌の歌詞も入れるようになる。その後読者の要望も強く、独立した「歌本」を付録に付けるようになる。
後に始まる玉置宏が司会をするラジオ番組「平凡アワー」では『○○号の○○ページをお開け下さい」と話しかけている。
ちなみにこの平凡アワーで流れるのが「ひばりの花売り娘」
♪花を召しませランララン・・・
この歌は、私の相棒的存在で大好きな年上の友人との思い出の曲。二人で交互に歌って、二人でカラオケに行くと必ず歌った曲。残念ながら数年前に他界してしまった。
昭和27年、大手出版会社の集英社が、平凡と全く類似する「明星」を創刊する。規模的には劣る平凡出版としては、まさかの大手出版社の参画だった。おまけに明星は、
平凡のサブタイトル「歌と映画の娯楽雑誌」を真似て「夢と希望の娯楽雑誌」と銘打った。オリジナリティーを大事に企画で、他社が発行しないオリジナルな企画で雑誌を作る。と考えていた平凡出版は驚いた。ましてや大手の出版社が・・・。
更に、明星のサブタイトルは、「歌と映画の娯楽劇場」としたのである。
ここに二大芸能雑誌が存在するようになった。さすらい的には、そのような事を知らないから、平凡より垢抜けした感じの明星の方が好きだった。その理由の一つは、中学から通った学校が「明星(めいせい)」だった事もある。
平凡は昭和の時代を経て廃刊となる。現在は平凡出版はマガジンハウスと社名を変えた。さすらいの剣道の先輩は日大芸術学部写真科から平凡のカメラマンとして活躍した。数々の芸能写真を撮られたが、「裕次郎は嫌い」と言う。その理由は、新人の頃に日活撮影所で、5分しか裕ちゃんの写真が撮れないのに、わざと遅れて登場すると言う嫌がらせをされたのだと言う。
明星はその後も平凡の真似をするような企画が続いた。明星派としてはこれを書くのは忍びないのだが。
平凡出版は、その後週刊平凡、平凡パンチなど、世相を生かした出版を続けるが、集英社は週刊明星、週刊プレイボールなど類似の雑誌を発刊している。
平凡出版は、大手出版社集英社にその座を奪われる形になった。