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Channel: 武蔵野舟木組2019 舟木一夫と共に
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明日は3回目の演舞場に行きます。

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新橋演舞場「忠臣蔵」もいよいよ中盤戦から終盤戦へと向かいます。
2日目となる12月3日に初めて観劇し、10日に再び観劇。最初に見た時は、咳込みながらの観劇で、集中出来ていなかったからか、2回目の観劇では、見逃していたところが沢山ある事にも気が付いた。良い席だった事もあり、出演者の方々を明確に確認できたし、表情まではっきり見る事が出来た。

恥ずかしながら目が悪い事もあり、幕開けの中央で踊られる葉山葉子さんの浮橋太夫
も気が付かなかったほど。吉田忠左衛門の北町義朗さん、大野九郎兵衛の外山高士さん、柴田さん、青山さん、高田さんなど、誰がどの役かがやっと判った。(笑)

演技だけではなく、セリフをよく理解していないと、各々の役柄での思いの違いも見逃してしまう。実際は、もっともっと長いお話で、それを集約して舞台にあげているので、セリフの一つ一つが重要な役割をしている。
数々の忠臣蔵を見てきただけに、そのセリフの裏にある話も理解できるが、それほど馴染みのない方には、どのような意味かを深くは理解できないかも知れない。深い人間関係を調べてからご覧になると、また違った深いお芝居を感じられるのではないだろうか。

例えば、離脱する高田郡兵衛は、討ち入りの急進派の中心人物の一人だが、討ち入り直前に離脱せねばならなかった。浪士たちの動揺はとても大きく、討ち入り後は世間から裏切り者の汚名を着せられその生涯を終える。毛利小平太、小山田庄左衛門などもそれどれの理由で脱盟している。
茶会の開催を知らせる立花左近からの書状を届けたのが大石無人。大石の縁戚人間で、討ち入りに参加の意を持ったいたが叶わなかった人。大石無人の名前だけがセリフに出てくる。

興ざめになるかも知れないが、討ち入り後、各屋敷に浪士はお預けになるが、内蔵助と息子の主税は同じ屋敷にはお預けにならず、最後の切腹シーンとは異なる。
しかしながら、私は、この最後の演出は素晴らしいと思っている。大石のセリフにある「美しい物語を作ろう」とあるように、この台本と演出が、最後を締めくくる美しい素晴らしい物語を作り上げたと感じています。

さて、明日は再び演舞場に向かいます。明日は昼夜と3階からの観劇です。
3階席から見ると、また違った景色が、また違ったお芝居の面白さが見れるだろうと思っているのです。

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