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やすらぎの郷

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4月から始まった「やすらぎの郷」が9月末で129話が完結した。
昼のドラマとしては驚異的な視聴率でスタートして、その豪華な出演俳優陣にも大きな話題となった。主演の石坂浩二さんを囲む二人の女優さん、浅丘ルリ子さんはかつての石坂さんの奥様であり、加賀まり子さんは石坂さんと噂のあった女優さん。この共演も大きな話題だった。

テレビ業界で功績を残した人のみが入れる老人施設が「やすらぎの郷」
俳優さんのみならずミュージシャン、殺陣師、裏方さんと呼ばれる人たちまでが入っている。主人公菊村栄(石坂浩二)は脚本家で、この作品を書いた倉本聡さんご自身がモチーフになっている。各々の俳優さんには役名は付いてはいるが、そのままその俳優さんの名前で見ていていても違和感は全然ない。

序盤からは「やすらぎの郷」で起こる色々な出来事が中心だが、今のテレビ界を痛烈に批判するようなセリフも沢山出てくる。「誰の事?」と思うような当時の話も沢山出てくる。大原麗子さんの孤独死の事が、「やすらぎの郷」の施設が出来た要因の一つでもあるとされる。現実にあった事か、それとも倉本さんの創作なのか、どちらともつかない話題が豊富に盛り込まれる。

後半には強烈なインパクトのある話が幾つも続く。恨みつらみをぶつけて呪う「ナスのお炊き上げ」。特攻隊員の最後の晩餐に呼ばれた女優さんの話。アイドル的存在の女の子が強姦されてしまう話。入居者の老人と若いコンシェルジュとの結婚話。更には入居している大物歌手と従業員との結婚話。主人公の孫娘が歳の離れた男性と結婚したいから1500万円欲しいと言ってくる話。そして壊れて行く老人達の話などなど。

倉本さんは脚本を書かれる時に、その登場人物一人一人の履歴書を作って作品を書かれるが、そんな部分も最終話で披露される。樹を見て思う事よりも、見えない根が大事なんだと・・・。

全て録画して、見終わったら消すつもりでいたが、どうも消す気になれない。かといって残しておくと録画できる時間が少ないからDVDに落そうとも思うが、大変な作業になりそうなので悩んでいる。


菊村栄(きくむら・さかえ)………石坂浩二
かつてその才能をもてはやされたシナリオライター。認知症になった元女優の妻の介護に疲れ果てていたとき、『やすらぎの郷La Strada』から入居の誘いを受ける。夫婦での移住を決意した矢先、妻があっけなく他界。その部屋でひとり暮らすことを決意し、『やすらぎの郷La Strada』を訪れる。しかし、入居メンバーから次々と難題を持ち掛けられて…。
(※役者名50音順)
白川冴子………浅丘ルリ子
『緑の天使』でデビューした“お嬢”の愛称で呼ばれている往年の大女優。栄とは『ゴールデン街の天使』の打ち上げ以来20年ぶりに再会。栄が入居している203号に以前入っていたが幽霊騒動のため現在の108号室に移る。浮世離れした終末設計のため預金残高は危険水域に達している。
及川しのぶ………有馬稲子
かつて日本人歌手として初めてカーネギーホールでコンサートを開いたシャンソンの女王。308号室。声が出なくなって歌をあきらめ、栄のドラマにも出演したことがあるが、芝居がダメで酷評を受けた。バンドのピアニストだった貝田英信は30年近くになるソフレ(添い寝フレンド)。
水谷マヤ………加賀まりこ
16歳の時に『青い果実』でデビューした大女優。105号室。若い頃ぜいたくを散々してきたので何もない暮らしを好み、生活の無駄は全部捨てるという思想に凝っている。昔から相手の心の中を読むことに長けており、そのためか男は長続きしなかった。口調はきついが決して悪気はない。
名倉みどり………草刈民代
『やすらぎの郷』創立者であり元大手芸能プロダクション『加納グループ』の総帥・加納英吉の娘で、『やすらぎの郷』総務理事。太平洋航空の元キャビンアテンダントで、夫は理事長の名倉修平。入居者たちへ来た仕事のオファーの管理もしている。栄の妻・律子の弔問にも足を運ぶ。
三井路子………五月みどり
『夜、咲く花』で一世を風靡し、歌手から女優へ転身。304号室。90年代に栄の書いた『可愛い女』でギャラクシー賞をとった。霊感があり、栄の203号室の前の住人であり亡くなった女優・栗山たかこと共に考案した“女の三つのターニングポイント”をテーマにした物語を創作。
松岡伸子………常盤貴子
『やすらぎの郷』のコンシェルジュで入居者の世話を全て仕切っている責任者。名倉みどりと同じく元キャビンアテンダント。太平洋航空が一時破綻しかけた時、『やすらぎの郷』にリストラされてやってきた。入居者のプライバシーを守ることが何よりの目的。父親は元財務官僚。
名倉修平………名高達男
元明北医大の院長で『やすらぎの郷』理事長。名倉みどりの夫で、『やすらぎの郷』創立者の加納英吉の義理の息子にあたる。施設内にある病室棟で、日常の健康診断をふくめて週5日つめている。曰く、「無理してストレスを溜めるより好きにやる方が健康に良い」。
井深凉子………野際陽子
栄の妻・律子の親友で、栄の書いた『老女組合』に出演した女優。208号室。役者時代の“見られる暮らし” に飽きてやすらぎの郷で晩年を送ることを決めた。“濃野佐志美”のペンネームで、施設内で見聞きしたネタをもとに小説を書いている。高井秀次と昔同棲していたことがある。
高井秀次………藤 竜也
男女ともに惚れる寡黙な元任侠スター。美大出身で、様々な女優のヌードを一本の樹にデフォルメした絵を描いてきた通称“マタタビスター”。どんな権威も恐れず、しかし下積みの目下の人間には真摯に礼儀正しい。様々な女優と関係を持ち、井深凉子とは同棲していた過去がある。
菊村律子………風吹ジュン
栄の亡き妻。舞台女優として劇団に属し、その天然さが愛され、“トロコ”という愛称でブレーク。しかし撮影の事故で腰を痛めてから体力が落ち、ある舞台で台詞が全く出ずに芝居を中断させてしまったことを機に女優業を引退。晩年は認知症が発症してしまい、金婚式を前に他界。
財前ゆかり………松岡茉優
夕方4時から夜の9時半まで『やすらぎの郷』内で営業しているバー・カサブランカのバーテンダー。いつも笑顔で周囲を和ませることから愛称は“ハッピー”。父親は漁師をしており、祖父はやすらぎの郷の一つ山向うにある小さな村で『山家』という料理屋を営んでいる。
真野六郎………ミッキー・カーチス
昔一時売った個性派俳優。通称マロ。101号室に居住。『山から谷へ』でギャラクシー賞をとり世間にチヤホヤされるも、その後賭博行為で何度も捕まり、しばらく名前をきかなくなっていた。女優陣のいろいろなスキャンダル事情に詳しく、大の噂好き。大納言とよく共にしている。
九条摂子………八千草薫
戦前からの生き残りの大スターで『やすらぎの郷』最初の入園者の一人。乙女のような清純さを持ち続ける永遠のマドンナ的存在で“姫”の 愛称で親しまれている。栄の執筆した『祗円物語』で主演女優賞を受賞。第二次大戦で軍隊にとられた千坂監督こそ彼女の永遠の恋人だと囁かれている。
岩倉正臣………山本 圭
東日テレビの大納言シリーズで70年代、飛ぶ鳥を落とす勢いだったスター。201号室に居住。新大納言シリーズが当たらなくなり、中納言シリーズで再びブレークし、少納言シリーズで決定的にこけて、その後麻布に『大納言』という居酒屋を出すが、それも潰れて世の中から消えた。
白鳥洋介………上條恒彦
有名なトランペッターで作曲家。菊村栄と同年で同じ頃デビューし、いくつもの栄が手掛けたドラマの音楽を作曲してきた。アメリカでスタジオを開いていたが、妻・ジュディが亡くなったことで気力を失い、急に日本が恋しくなったことで帰国し『やすらぎの郷』に入居。
榊原アザミ………清野菜名
菊村栄がかつて心を惑わされた女優・安西直美の孫。容姿は若い頃の祖母の生き写しで、現在小説家を目指している。白川冴子を通じて栄と連絡を取り合うようになり、東日本大震災で亡くなった祖母を題材にした「手を離したのは私」というシナリオを栄に見てもらう。

「やすらぎの郷」入居者たち
貝田英信………藤木 孝
バンドの元ピアニスト。
三角寛次………山谷初男
老優。
堺田俵介………毒蝮三太夫
老優。

那須………倉田保昭
元殺陣師。
原田………伊吹吾郎
大部屋俳優。
中井竜介………中村龍史
元DJ。やすらぎ体操の作詞・作曲を担当。
年の離れた夫婦・夫
………倉本聰
元 舞台演出家。
年の離れた夫婦・妻
………中島みゆき
元 歌手。紅白出場経験もある。
「やすらぎの郷」で働く人々
川添夕子(姫の付き人)
………松本ふみか
風間ぬい子(秘書)
………広山詞葉
三枝奈々(アシスタント・コンシェルジュ)
………東松史子
宮下一馬(総務)
………平野勇樹
中里 正(保安部主任)
………加藤久雅
橋本忠吉(食堂主任)
………納谷真大
野村伊三郎(介護主任)
………芳野史明
進藤秀夫(施設主任)
………山下澄人
冲 正之(保安部)
………熊澤洋幸
千倉和夫(保安部)
………森谷勇太
菅野平助(料理人)
………西岡ゆん
村松 豊(料理人)
………福崎峻介
荒木 実(介護士)
………関 健介
正岡 治(施設)
………池田絢亮
田辺三郎(施設)
………湯川尚樹

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