昭和の名曲、昭和のヒットソングの代名詞といえば「高校三年生」これは揺るぎないところですが、もう一曲、どうしても我々の年代では忘れられない曲があります。それが「青い山脈」です。石坂洋次郎原作の映画「青い山脈」の主題歌として、さすらいの生まれた1949年にリリースされました。作詩:西條八十、作曲:服部良一、歌唱:藤山一郎・奈良光枝舟木さんと森昌子さんのデュエットによる「青い山脈」を見つけました。若い舟木さんと可愛らしい昌子ちゃんの映像をお楽しみください。先般舟木さんが語られている昭和の名曲、流行歌あるいは歌謡曲と呼ばれる歌を唄っていきたいとおっしゃっておられます。デュエットソングではありますが、是非ともレパートリーに入れていただきたい曲です。思い出せば、我々の世代は、バス旅行といえばこの歌を唄いました。歌詞もそうですが、テンポの良いこの曲は、とても爽やかな感じがして好きでした。1949年最初に映画化された時の主演は原節子さんと池部良さんで、その後に雪村いづみさん久保明さん作られ、舟木さんのデビュー曲の「高校三年生」の発売なった年には、吉永小百合さん浜田光夫さんで公開されています。そして曲の方も神戸一郎・青山和子のお二人が同じ年に歌われています。ですから我々には神戸一郎・青山和子お二人の曲が印象深いのではないでしょうか。余談ですが、小百合ちゃんの青い山脈では、当初浜田さんの役は高橋英樹さんに決まっていて、突然浜田さんと入れ替わったと聞きます。結果イメージ的にはそれで良かったのですが、英樹さんはかなり悔しかったようです。さてさて、今は舟木さんの古いコンサートを聴きながらPCに向かっています。十数年前のものですが、全く現在と変わらない舟木さんに驚きを感じます。素敵な歌は、なんと耳心地が良いのでしょう。
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今日の舟木くんVol.202
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