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昭和の香りがプンプンするお部屋ですね。
額縁柄のウイルトンカーペット。
サテンで作られたクッション。
椅子は木製のリクライニングになるものでしょう。
テレビは脚付きのブラウン管型で回転式のダイヤル。
右側にチラリと映る丸い真鍮のドアノブ。
ガラス戸は、今はほとんど見ない波型のガラス。
50年以上前の写真だが、当時だったら憧れの部屋だったと思います。ペットを部屋で飼う事も、当時としては余りなかったことですね。
昭和と言うと思いだすのは、白いスピッツです。昔はまだ日本には犬種も少なく、その中で可愛らしいスピッツがもて囃されました。しかし可愛い犬だけど、キャンキャンとよく吠える犬で嫌いでした。
名犬ラッシーのテレビが始まると、コリーが人気になりました。
コリーを飼っていた友人宅には、犬が遊べるほどの犬舎があり、当時は羨望のまなざしで見ていたものです。
日本家屋の我が家は畳が全てでしたから、カーペットはありません、次第に年月が経って、畳の上に折りたたんだ平織りのカーペットが敷かれました。派手な応接椅子はないものの、一人用の応接椅子が2つあり、写真のようなサテンで出来たクッションも、なぜかあったと記憶しています。
白黒のブラウン管テレビは、両サイドにスピーカーが付いていましたが、ステレオだったかどうかは記憶ありません、スピーカーが2つあってもモノラルだった気がします。テレビの放送がない時間もあり、見ない時はカバーがかかっていました。