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NHK朝の連ドラ「ひよっこ」
今までの朝ドラと違い、目標があったり、何かを成し遂げたりと言うテーマではなく、北茨城出身の都会とは縁のない娘さんが、東京に出てきて、いろいろな人と出会い、いろいろな体験をしてくと言う、ただそれだけのドラマは、意外と新鮮に見る事が出来る。時代は丁度私たちの世代の頃だから、世相を反映するような場面が出てきて、何とも懐かしく、見てしまう。
給料にしても、モノの値段にしても、今の時代ではピンと来ないような値段だったりするが、昭和の時代を思い出させてくれるのは嬉しい。なんだか昭和の時代考証を見ているようでもある。
東京に出てきて、トランジスタラジオの工場が閉鎖になり、新しい展開が生まれ、「あまちゃん」の時の「なつばっぱ」の宮本信子さんとのやり取りが始まる。なんとも「なつばっぱ」と「春子」を思い出させる。
登場人物の名前もいかにも昭和と言う感じで「みね子」「時子」「愛子」[幸子」「鈴子」「高子」そして怪優白石加代子さんの演じるのは「富」さん
スタートした頃から考えると「高校三年生」が出てきたり「修学旅行」が出てきたり
たしか「いつでも夢を」が出てきたり、ちょこちょこっとスパイスが入る。
今回出てきたのが内藤洋子さん。
アパートの住人の漫画家の相棒が、里帰りして中々帰ってこなかったが、ひょっこり帰ってきた。戻ってこない理由には幾つかあるのだが、その相棒に地元で好きな人が出来た。だから帰ってこなかったのだという。その相手が内藤洋子似だったから。
そこで男性一同が納得するという場面だ。うん!わかるわかる。(笑)
舟木さんとの共演もある内藤洋子と言う女優さんは、黒沢明監督の「赤ひげ」でデビューした。加山雄三演じる保本の見合い相手であった。
とても芝居が出来ているとは思えない出来だったが、その可愛らしさは一段と光っていた。同じ年頃の二木てるみや頭師 佳孝と言った芸達者な子役が出ていたから、どうしても比較してしまう。
東宝の若手女優として活躍。酒井和歌子か内藤洋子か。青春路線真っ只中の時代の女優さんたち。吉永小百合か、内藤洋子か、好きな方を選択せよといわれても、選択できない、当時のさすらいだった。(笑)
「その人は昔」映画公開
同時に封切りされたのが加山雄三「南太平洋の若大将」ちなみに若大将シリーズ大好きですべての作品を見ている。一番好きなのはやはり「エレキの若大将」
その人は昔のアルバムを聴いたのは、ラジオの深夜放送。衝撃的だった。
映画化されるとは思っていなかったから、映画化された時は本当に嬉しかった。へたくそな内藤洋子「白馬のルンナ」もラジオから良く流れるようになっていたが、「へたくそだなぁ~」と聞いていた。(笑)浅田美代子も酷かったけど(笑)
「その人は昔」は良い映画です。「その人は昔」はすべて大好きな曲です。
喜多嶋舞のお母さんが内藤洋子である事が信じられませんでした。女優・内藤洋子は完全無欠の清純派女優さんでしたからね。