雨の中に消えて　再び放送

テレビドラマ「雨の中に消えて」（全１３話）が再び放送が始まった。

二人の女性（松原智恵子・伊藤るり子）が秋田から、先輩（広瀬みさ）東京に出て、三人の共同生活が始まる。秋田からというのが中々良いのは、秋田美人というからぴったりだと思うからだ。わが父の実家も秋田で、そんな事も有り親しみを感じる。舟木さんは松原さんが通う大学の同級生。

第一話では、写真のように舟木さんの当時流行ったシェ～が見られる。

 

さて、この番組の検証をしてみましょう。

オープニングのクレジットが出されるバック映像は、東京調布市の神代植物公園です。ゲゲゲの鬼太郎の原作者水木しげるさんのドラマ「ゲゲゲの女房」でも出てきた深大寺の隣にあります。1961年に開園し、都内最大のバラ園もあります。地元という事で、さすらいもよく行く場所です。

 

舟木さんと松原さんの通う大学は、城北大学は、国分寺市にある東京経済大学が使われました。前身は大倉財閥が作った大蔵商業学校で、戦後国分寺に移り、ちょうど私が生まれた年に大学に昇格します。

この大学は私にとっては縁の深い大学で、中学高校の6年間国分寺の学校に通っていましたから、親しみがあるほか、伯父が在学していましたから、何度も足を運びました。JR中央線の武蔵小金井～国分寺間の電車からも良く見えます。線路脇の道を挟んで大学の正門が有り、映像でも確認できます。ただし、現在の正門の位置は移動していて、塀になっているのは残念な事です。

 

 

 

 

 

１３話中、途中で舟木さんの出番がなくなります。

主演の松原さんのボーイフレンドの役ですから、途中から出て来ないのは不自然なのですが、その理由は最終回に分かります。

ご覧の写真の2枚を見比べてください。なにか違いませんか？

お気づきの通り、舟木さんの髪型が違っていますね。ちょうど「絶唱」の撮影と重なったわけです。短髪の舟木さんは、なぜか大人びて見えます。

舟木一夫出演作品検証と考えると、実に貴重なドラマではないでしょうか。

 

３人の女性が民家の離れに住んでいる設定ですが、その家は田園調布の民家が使用されました。離れや庭はセットで作られていたのでしょう。

最終話はでは、それぞれ３人の女性たちが、新たな旅立ちをするところで終わるのですが、ここでのシーンも田園調布の路上で撮影されています。

ちなみに広瀬みささんが務める出版社は、京橋にある日本舗道の本社ビルです。現在はNIPPOと社名を変えていますが、さすらいが10年近くお世話になった取引先でもあります。なにか縁が深い作品に思えてきます。

 

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チャンネルNECO(CS放送）

 

第1話：ヒヨッコ集れ！

• 3/16 [08:00]
• 3/17 [12:00]

第2話：お月さまに、ヤァ！

• 3/17 [20:00]
• 3/23 [08:00]
• 3/24 [12:00]

第3話：サラリー君　こんにちは！

• 3/24 [20:00]
• 3/30 [08:00]
• 3/31 [12:00]

第4話：そよ風が頬にヒュッ！

• 3/31 [20:00]

　　1966年(昭和41年)8月15日～11月7日　　日本テレビ 

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