東映京都撮影所。多くの見学者の中での撮影は「一心太助・江戸っ子祭り」の現場です。撮影所の中の撮影現場を見学出来るというのは、ごく希なことですし、その50年近く前に行われた写真が、こうして見れるのもネットならではの事ですね。舟木さんの人気ならではのイベントだったのでしょう。この時見学に行かれた舟友さんを存じておりますが、この中に写っているのかな?さすらいは、撮影現場が写っている写真が好きです。舟木さんの写真に限らず、撮影スタッフ、撮影機材、見学者など、撮影現場と判る写真にはとても興味があります。自分が撮影現場の経験者だからでしょうか、懐かしく見てしまうのです。右側のスタンドを持っている人は、照明の担当者で、持っているのがレフ盤です。外での照明は、太陽光を利用するので、大きな銀紙を貼った板のレフ板に太陽光を反射させて照明の役割をさせます。ここでは1枚しか写っていませんが、舟木さんの後ろ側にも何枚かあるはずです。これはバックレフで、後ろから光を当てることで、映像を立体化して見せる事が出来るのです。ライトの場合も同じで、必ず後ろからライトが当たります。勿論演出上バックライトがない場合もありますが・・・。太陽光は勿論そのままでも使いますね。柱の光の当たり具合を見ると、いろいろな角度から光が当たっているのが分かると思います。さて、一昨日の晩、BS放送で北島三郎さんの番組がありました。たまたま見ていた時に「津軽平野」を北島さんが歌って、それを聴いていた吉幾三さんが感激して涙を流しました。お返しにと「ギター仁義」を吉さんが歌いましたが、吉さんらしい抜群の歌唱に、驚いたものです。すると北島さんがこんな話をされました。「舟木くんがね。舟木一夫くんが、『北島先輩、僕は遠藤実先生のところにレッスンに行くと、必ずギター仁義を歌わされるんですよ』と話してたんだよ」遠藤実先生の七回忌を偲んでの舟木さんのコンサート。中央に据えられたのが「ギター仁義」だと聞く。この話を聞いいて、舟木さんの「ギター仁義」を聞くのが、とても楽しみになった。3月12日、相模大野でのコンサートに行きます。
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今日の舟木くんVol.199
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