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Channel: 武蔵野舟木組2019 舟木一夫と共に
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ザ・インタビュー 時代劇に対する熱い思い

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時代劇が大好きな舟木さん。その思いの出所は、興行師をしていた父上の関係で、映画館ではフリーパスで入れたことだそうだ。
昭和20年代から30年代まで、映画界が全盛の時代。その後テレビの出現で、衰退していく映画界だが、邦画は新東宝も含めて六社。毎週のように新作が各映画社が2本製作されていた時期で、年間600本近くの映画が製作されていた事になる。
洋画もアメリカ映画が中心ではなく、フランス映画、イタリア映画、ドイツ映画、イギリス映画などもどんどん輸入されていた。

とりわけ日本映画と言うと、当時は時代劇が全盛だった。
東映や大映は京都に撮影所があり、京都では時代劇が頻繁に作られていた。東京は現代劇、京都は時代劇と言う構図が出来ていた。東映には大御所の時代劇スターが多く、東映では片岡千恵蔵、市川歌右衛門、東千代之介、大友柳太郎、月形龍之介、大河内伝次郎、中村錦之介、大川橋蔵などそうそうたるメンバーがいた。大映には長谷川一夫をはじめとして、市川雷蔵、勝新太郎、黒川弥太郎、中村鴈治郎、高松英郎など。

舟木さんが演じてきた舞台には、そうした時代劇スターが演じてきた作品が多々ある。
銭形平次は、映画では長谷川一夫、テレにでは大川橋蔵。
薄桜記は、市川雷蔵。
新吾十番勝負は、大川橋蔵。
次男坊鴉は、市川雷蔵。
月形半平太は、長谷川一夫。
瞼の母は、中村(萬屋)錦之介。
沓掛時次郎は市川雷蔵。
雪の渡り鳥は長谷川一夫。
眠狂四郎は市川雷蔵。と言ったところ。

舟木さんの時代劇好きは、NHK連ドラ「オードリー」の中の時代劇スター栗部金太郎役で生き生きと演じておられるのでも良く判ります。
今回のインタビューでは、床に膝をついて刀捌きをご披露されています。これはかなりの鍛錬をしていなければ出来ない事です。ご自分でかなり練習されている事が良く判ります。時代劇での所作は素晴らしいといつも思っております。

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